一気に寒くなる これからは寒さとの戦い そうでは無いコロナとの戦い その程度の構えも無い その結果は?
箕面の滝道の見事な紅葉はまだ青々としていたがこのお寺さんの大きなカエデは見事に色付いていた。このお寺さんは「役行者」をお祭りして古いお寺さんだが今は限られた人しかお参りをしない。しかも檀家が少なくなくなっているので維持管理は大変に違いない。草刈りをしていた住職の話を以前聞いたことがあるがこの高級住宅地でもそんな支援者は少なくなっている。そんな時代に生き残る術は手にしているのだろうか?
このお寺の境内に役行者様が対面したと言われる「歓喜天」この神様の存在を知る人は少ない。親父も知らない。ただ実在した事が証明されていない伝承の行者様が打ち震えて対面したと言われている神様が存在する事はこの場に立ち尽くしても体感できる現在人はこの地域の成功者でも多くはない。
この地域だけでなく関西には多くの豊かな人はいても神様仏様のありがたさを実感できる人は多くはない。その人達でもこのお堂に篭って(こもって)歓喜の涙を流せる人は知らない。そんな人になりたい。これから大変な時代がやって来るとどんなに口にしてもその本当の事は誰もわからない。歓喜店の信仰は現在人には如何して受け入れられないのだろう?喜びの酒「松竹梅」を知らないから?そげん事はねえだろう。
この道は町道として整備されて久しい。しかし行政にそれだけの力は既に残されていない。この街は関西を代表する高級住宅地だったが街にそんな勢いが絶えて久しい。確かに土地建物の価値は高くても住んでいる人の豊かさは大きく変化している。そしてその実体は全く報道されない。そんな時代はこれから加速しても如何でも良いと思われている。
この土地の所有者はお寺さん?しかし行政はこの土地を借り受けてこの道を造っている。その道の整備は当然でもそれだけのことが出来ない。そして道はどんどん荒れ果てていく。それでも誰も何も困らない。地域の偉いさん達も老いぼれている。これからの高齢化社会のあり方は理屈ではない。ここにくればその様相は手に取るように分かる。知らないという事はそういう事に違いない。その程度の事も知らない。
そんな道を眺めながら思う事は自分の体の事。最近、痛切に体の衰えを感じるがよく考えてみると何も養生をしていない。その事は決して難しいことではないが気持ちを変える事は簡単な事ではない。肉体は成長が止まるとそのあとその状態がいつまでも継続して当たり前だと思われている。思うだけでなく意見されると素直に受け入れることが出来ない。そんな生き方を殆どの人がしている。それを変える事は並大抵の事でじゃない。それをやります。その決意は何も変わらなかった。
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