あなたと同じ事は出来ない。今まで何度も言われて無視された言葉。その言葉の意味がやっと分かる。

一時の叩きつける様なにわか雨。傘を手にしていたのでびしょ濡れに成るヘマはしなかった。この崖を流れ落ちる雨水はこの上の土管が詰まっている。水道局のプロがゴミを完全に掻き出していないので叩きつける様な雨が降るとこの有様になる。この場所の管理者はいるが管理している場所が多くて全ての対応は出来ない？こんな言い訳が罷り通る。

ここは雨が降れば避難場所になる。雨が降らなくても立派な腰掛けがあるのでぼんやりと休む事も出来る。夏の暑さを避ける事も出来る。この場所で腰を下ろす時目障りになるのはこの右側の草。どんなに汚れても誰も掃除をしないと思っていたが最近綺麗になっている。誰かがどこかで君の拍手を待っている？それはどうかな？今日は親父が腰を上げる。誰かが何処かで君の事を待っている？そんな時代は終わっている。

雨が上がりもみじの青さが目に染みる。親父のこの木の下の雑草が気になる。ここを綺麗に片付けると誰かが喜んでくれる？そんな気持ちは全くない。今日も親父が汗を流しながら綺麗にしても声をかけてくれる人は誰も居なかった。それで充分です。人が何と思っても気にする事はない。しかし綺麗にしたところを汚されたら黙って綺麗にすれば良い。それが分かる人がいればそれで充分です。

明日はこのゴミを綺麗にフルイにかけて細かい土だけを残して大きなゴミは穴を掘りその中に入れます。地面が固くて深い穴が掘れなければ今整備している公園のベランダに置きます。このベランダも最終的には綺麗に掘り起こしてゴミを埋めるので問題は何もありません。

この場所は今から半世紀以上前に作られている。作ってくれたのは当時の市長？それから６７年間。多くの人が綺麗にしてくれましたが親父ほどの仕事は誰もしてくれなかったに違いありません。そんな事を自慢しても言われる言葉は「あなたと同じ事は出来ない」何も出来ない言い訳を尤もらしくしているだけ。そんな事をどうでも良い。一度綺麗にすると10年は持つ事を知らないだけ？」それは如何かな？

明日は残りのこの場所を綺麗にします。草を掘り起こして土をフルイにかけて整地をする。それでここは綺麗な庭になります。我が街の五月山の山麓にこんな素晴らしい休憩所がある事も市役所の職員でも多くは知らない。

このマンホールからも雨水が吹き出したことがある。その原因はこの下に流れ下る土管の中にゴミが溜まっていたから。それは綺麗にしているので明日はこの周りの草を抜き綺麗に石を置いて形を整える。プロの仕事だな。「あなたと同じ仕事は出来ない」確かにその通り。明らかな間違いはその学習能力。何故の追求も敬意の気持ちもない。その程度の仕事をすなと言われてもカエルにションベン。ケロケロ。

明日（今日になりました）は天皇賞。今年は何故か阪神競馬場。京都の天皇賞は永年慣れ親しんでいるが阪神は記憶に無い。競馬はギャンブルと鼻で笑う人もいるが所詮人生はギャンブル。その結果はレースが終わらないと誰も勝馬投票権を手にする事は出来ない。

レースが終わっても多くの人がその勝負に負ける。それでも大事なお金が飛び交うのは一時の興奮？それは主催者の言い分。競馬でどれだけの大事なお金を失った事だろう？しかしそれも人生。人からとやかく言われる事は何も無い。明日のレースは無観客。それでも競馬中継のアナウンサーは勝馬の名前を絶叫するのだろう。

最近競馬もやらないので馬の名前も知らない。親父がどんなに不誠実な生き方をボヤいても何も変わらない。コロナウイルスの感染拡大はそんな生き方に大きな信号を点滅させている。これまで自分は関係ないと惚けていた事がそうではないと警鐘を鳴らしても（鳴らされても）マスクをしてうがいと手洗いと三蜜を避ければ関係ないと思われている。

大阪府のコロナ感染対策の間違いが明確になってもその事が分からない？明日からの正真正銘の休みを吉村知事は如何過ごすのだろう？誰が手を差し伸べてくれるのだろう。そんな事も如何でも良い。親父の課せられた大きな課題はわかっている。浮いていた奥歯も何とか治る？歯磨きで歯茎をどんなに優しく磨いても気休めにも成らない？ところがあなた普通に食事が出来ている。これは気休めではなく奇跡です。