おおさか東線 その経済効果 そんな物は何も知らない?
おおさか東線の新大阪のホームは既に使われていた。しかしおおさか東線の電車が走ルのは来年の春のダイヤ改正から?ただ開通の時期は未定でも電車は既に走っている。但しこの電車は京都−関空間の特急。この電車は現在大阪駅には鉄路の関係で停まれない。
しかし数年後には今は停まれない停車駅が完成する。そうなると新大阪−大阪。新大阪ー関西線のアクセスがおおさか東線により大きく変わる。大阪は更なる発展が期待される。しかし全てがそうなる保証は何処にも無い。交通アクセスは便利になってもまだまだ多くの課題を抱えている。その事を殆ど知らない。
そして多くの事業費を必要とする。その事が全く知らされていない。知った所で何の役にも立たない?関西の政界、財界、学識者、労働組合関係者、彼等の認識は非常に甘い。元大阪府知事の橋本氏は「1250億円の万博投資は実現が予想される効果を考えればどうって事はない」そんな発言をしている。
大阪府、大阪市の財政を考えるととてもそんな事は言えない事が彼も理解出来ない。しかもこのお金(1250億円)の3倍の建設費が掛かる事を誰も予想しない。万歳々と叫ぶ殆どがそんな事も関係ないと思っている。しかも7年間。東南海大地震が起きない保証は何処にも無い。
その時、どんな面をして「想定外」と言う言葉を口にするのだろう?そんな事を言っていたら何も出来ない?そんな事は無い事を何も知らない。今、大阪だけでなく東京を始め全国の都市に求められている事は安全と安心。それが問われても無視をする。出来る訳が無い?そうかな。偉大な空海、親鸞、日蓮はどう答える?そんな事もどうでも良いのだろう。
この駅は最近完成。殆どの関西人は知らないがこの駅は旧駅舎から50メートル足らず大阪よりに移動し駅舎が高架になっている。高架になる事で踏切が無くなる?そんな事はネエだろう?車はどうするの?ハイ。少し遠くなりますが少しだけ迂回して貰います。そんな駅が完成している。
関西で多くの私鉄が高架になっているがその工事費の大半は国が負担。その工事の大変な事業費と期間を知らない。報道も全くされない。関西の私鉄の多くが高架工事を行っているがそれでも開かずの踏切が多いのは何でや?そんな事は何も知らない。関係ないと思われている。
知らないと言う事はそう言う事。大阪府、大阪市の取り組みは万博だけではない事が知られていない。万博予定地の地盤の整理。東南海地震と津波対策、入場者の交通アクセスの整備。1月500万前後と予想競れるその運搬手段。車の駐車場の確保。多くの課題の検討がこれから始まる?7年後どんな結果が待ち受けているのか?その問いかけもどれだけの人がその現場に立ち会えるのか?それも全く分からない。(笑い)
JR京都線。以前は東海道線と呼ばれていたが正式名称は今でも変わらない?その一番端の路線を貨物列車が今でも走っている。以前は貨物列車の物流の影響度が圧倒的に大きかったが今は陸上輸送のトラックに圧倒され、その割合は激減している。しかし、貨物輸送が無くなっている訳ではない。
それがこの写真です。関西の貨物の物流拠点。大阪此花区の安治川(あじがわ)と吹田にある事は変わりない。全く知られていない事。それは貨物輸送の必要性は失われていないだけでなく、変化している事をもっと知らないといけない。何故ならこれからの生き方に大きな影響を与えるから。しかしその実態は殆ど報道されない。
この駅舎が完成するのはもう少し掛かる。間違い無い事は来年2月末には完成する。そしてこの高架を電車が走り始めると、この周辺地域は便利になる。当然、住宅化は加速する。1年後この景色も大きく変わるに違い。それは必然。その事も当然の事に違いない。ただそんな事も何も知らない。関係ないと思われている。
この先は神崎川源流に続く。源流と言ってもそこは淀川からの分岐点。この川(神崎川)は切り開かれた時は同じ水位だった淀川とは今は水門で繋がっている。そこは怒濤の様に水が流れ落ちている。そこ迄走る事は出来ないが歩く事は出来るに違いない。
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