秋の日はつるべ落とし 久々の武田尾 地域活性は厳しい?
台風25号の影響は全く無かった関西。洗濯を済ませて競馬中継を見ていたが運動不足が気になり遅くなったが久々の武田尾に出掛ける。夕方4時を過ぎていたので気になっている尾根歩きは出来ない。武田尾の尾根は気持ちの良い散策が出来ていたが今は荒れている。
倒木が散策の道を妨げその道が片付けられていない?信じられない事にこのハイキングコースを管理して居るのは西宮市の道路補修課。とても管理が及ばない。そのクレームを付けられても担当係長には為す術が無かった。その確認は出来ていない。そんなハイキングコースも今は歩く人もいない。しかしこれから秋のハイキングコース。歩く人がいれば大変な事になる。そんな危機感を持つ人は居ない?
武田尾の尾根。武田尾は谷の底にある。その谷の真ん中を武庫川が流れてその川の両側は600m足らずの崖。しかしその崖を直登出来る道は無い。それほどにこの崖は急。昔からの山道もその崖を大きく廻り込みながら尾根に向かう。下流に向かって右側にこの尾根に上がる道があるがそのハイキングコースも今は殆ど歩く人は居ない。
その道を今、整備している?誰が?何の為に?それが年寄りが元気に生きる道。しかし行政も地域の人達もそんな事はどうでも良いと考えている?信じられない事だがこの道も今は既に殆ど忘れ去られている。どうして?宣伝されないから?都会で住んでいるジジババだけでなく多くの人の歩く力を失い、自由に階段が上がれない。
信じられない事だが政治家と同じだろう?80過ぎたら介護施設。自分はそんな事は無いと思われている。ただその努力は殆どされていない。嘘でしょう?そうかな?良く見ればそうではない事が良く分かる。今度の内閣街道の面々を見れば良く分かる。人間長生きをする絶対的条件を殆どが知らない。その道を開く?
この道は県道?疑問符が付くのはこの道はこの先温泉旅館の先で行き止まり。嘘でしょう?本当です。それにしてもこの道路管理。政府は尤もらしく地域活性化を口にするがこれが限界集落の現実。元々この先には集落は無かった。今でも集落は無くてもそれは限界集落とは言えない?確かに。それでも行政の無様な道路管理。これが地方の現状。そんな事は大阪人でも知らない。
この道は旧福知山線の鉄路の跡。だからこのトンネルがこの先武庫川の鉄橋で道は途切れて当然。元々県道は対岸を通っていた。その道が武田尾温泉に続く道だった。この先の赤橋の上で思いがけない人に声を掛ける。武田尾温泉元湯旅館のオーナーだった。歳を聞くと10歳先輩。
伝統ある温泉も今は親戚の青年に任せ、土日祝日の日帰り客のみ受け入れている。いずれその温泉も長くは続かない。何でやねん。お客が少ない。近くの中小企業の活性化の指導をしている会長は、時代の流れと言われていたそれだけではないだろう?その話は行政にも出来ない。
地域活性化?全く無様。関西の経済界も中小企業対策も全く機能していない。いずれ中国資本に買い叩かれる?そうならない為にはどうする?そんな事を考えている。アホやのう。確かに。ただこの話は全国各地の豊かな自然の過疎の地域の共通の問題。そんな事は殆どの都会人が知らない。その代償も小さくない事も。
正面の赤い橋を渡り会長と話をしてこの川沿いの道を引き返している。川の流れは先週迄の雨で水位は少し上がっているが川の水は淀んでいないので悪臭は無い。これから秋が深まると水の流れも爽やかになる。武田尾の駅からこの道を歩くと年寄りには良い運動になる。年寄りだけではない。若者でも恰好の散歩道。この道の途中に簡単な茶店の車を止めて憩いの場を提供する。そんな地域活性化対策は行政には出来ない。民間でも出来ない。?
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