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2018年10月 3日 (水)

免許更新 高齢者講習 2時間 5100円 命の重みはそんなもんじゃない

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運転免許証の更新手続きのお知らせのはがきが届く。多くの情報が書かれている。この情報の多さはこの歳になると読み取るのが邪魔臭くなる。それでも大事な免許証の更新、手続きに必要は何?当然今手にしている免許証。これは当然。次は何?高齢者講習終了証明書。これは分からない。(何となく分かるけれど)

ただこの講習は他人事と思っていた。75歳以上の高齢者に課される講習。しかもその予約は中々取れない。そう言われていた。良く分からないので最寄りの警察で聞いて見る。入り口の窓口で担当の窓口に振られる。この時点で不愉快になる。不親切?誰もそうは思わない?みんな忙しいから?そんな感じ?

担当窓口のお姉さんは以前(1年前)住所変更でお世話になっていた。高齢者講習の事を聞いて見ると1枚の紙を渡される。その説明で分からない事があり詳しい説明を求めると後に人が立っている。詳しい説明が聞けないのでその説明を上席に求めると担当係長が応対をしてくれる。

これが生意気。(親父は無礼)やり取りがけんか腰になる。それでも親父怯まない。偉そうに言うな。課長に替われ。親父のこの無礼な言葉に係長は冷静さを失う。親父は半身の体制。ここでラウンド終了。責任者が会話を引き取る。ここでは何ですからこちらへ。別室に呼び込まれる。ヤバイ。それでも親父は引き下がる事は無かった。

いい加減にしなはれ。聞きたい事を丁寧に説明すれば良いだけの話。しかし、そんな優しさは無かった。別室でも親父の怒りは収まらなかった。事情を確認する課長に迄怒りをぶつける。何様だ。あの態度。それはアナタも同じ。冷静に話をすれば怒りは収まる。そんな感じだった。

しかしこの親父、感情をむき出しにすると話が横道にそれる。年寄りに優しい対応が出来ていない。大阪府警に怒鳴り込む。訳の分からない話を担当課長はうまく対応していた。話の結論は高齢者の講習会は自動車教習所で行われる。近くの自動車教習所が予約で取れないなら免許証の有効期間が切れる前にその旨申し出て手続き(免許更新)をすれば良い。

その後で「講習修了書」を警察に届け出れば免許証の継続が出来る。そう言う事だった。事情が分かればガタガタ言う事は無い。ただこの出来事はこれから高齢者の免許更新時の教訓。その事を声を大にしてまだ叫んでいた。親父は12年以上、車の運転はしていない。車の運転テクニックを自慢していた親父が未練を残して免許証の更新だけをしていた過ちを突きつけられる?

これからもどんな交通の不便な所で生活をしても車の運転はしない。そう考えている親父でも免許証が無いと何んとも寂しい。自分のアイデンティティが又一つ失われる?そんな気がしていた。それでもこれで気持ちの整理を突きつけられる。車の運転が出来なくなる事はそんな生き方をすれば良いと言われている?それでも免許証の返納は出来ないに違いない。そんな気がする。アホか。アイデンティティ?横文字でなく日本語で言いなはれ。そんな出来事でした。


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