日本のスイス? 安威川ダムの風景 今日は7、6㌔を歩く
日本のスイス?とんでもおまへん。ここは茨木市内から10キロ足らずの安威川ダム建設現場。左にダムが建設されているが多くの関西人でも知らない。民主党政権の時無駄なな公共工事として中断されたダムが、数年先の工事完成に向けて急ピッチで工事が進んでいる。
このダムは洪水対策。その無駄は誰が考えても良く分かる?分からない?こんなダムを造らなくても下流の堤防の整備をすれば洪水の心配は無い?その事を長い歴史の中で学んでいないのだろうか?大雨が降り続けばダムがあっても防ぐ事は出来ない?その程度の事が分からない?愛媛、肘かた(ひじかた)の今年の災害。ダムが大雨を支えきれなくて水位4〜5mの大洪水。知らないという事はそう言う事かいな?
ここは山の上迄削り取られている。その原因はこの地質に寄る?そんな事は関西人は殆ど知らない。山の上迄削り取らないとダムとしての強度を保てない。ダムサイトもコンクリート製ではない。ロックフィル方式。ロックフィルと言われても分からない?辞書を引けば分かる(笑い)
スケールは違うが御母衣ダムがこの方式。御母衣ダムと言われても殆ど知らない。知らないという事はそう言う事だろう。この無駄なダム建設費は未来の子供達が支払う。東京では八ッ場ダム。そう言われても何処にあるかもどんだけの工事費かも知らない。ネットで調べて見なはれ。これだけの公共工事で支えられている日本経済?その経済も先行きの見通しは暗い。それでも裸にされる迄分からない。
今日は夏の様な天気。阪急京都線の中で隣の叔父さんは日差しを防ぐブラインドシートを無言で下げる程の天気だった。電車の中では日差しを避ける事が出来るがこの道はそんな事は期待出来ない。エアコンの効いた電車の中で気ぜわしく扇子を動かしていたオッサン、オバちゃん達もこれから寒くなるとどんな生き方をするのだろう?そんな事は全く関係ない景色を見ながら坂を登り詰める。メタボな体型には何よりのサービス?それでも夏の日の滴り落ちる汗は期待出来ない。
ダム建設工事が中断している間にこの立派な道が完成する。こんな道路が出来て肝心のダム建設工事が中断するのは勿体ない。変な政策変更の理由と自公政権(大阪は維新の知事)の復活でダム工事が再開されたのが3年前。当初の建設工事は800億と言われていたが1500億倍増している。それでも完成の暁(あかつき)には素晴らしいダムが実現する。そんな事も関西人は全く知らない。そんな生き方をしている。
ここがロックフィルの先端。この岩のの高さがまだ倍になる。中央部右下の重機の位置に土砂が埋まる?コンクリートのダムサイトではこの地質が支えきれない?素晴らしい土木工事を見る事が出来る。それでもその建設費は天から降ってはこない。全て後世の人達の負担。その程度の事も殆ど知らない。
知らないという事はそう言う事?知らない事を平然と開き直る人達はそんな事は全く考えていない。だからダムは要らないってか?反対に開き直られる。そんな意見もある。しかし民主主義とは多くの人が意見を議論し合い、そして尊重するという事。その程度も分からない?
ここが粘土質の水を通さないダムサイトになる。完成するとこの上を歩いて対岸に渡る事が出来る。放水路は対岸にトンネルで造られる。このダムが完成するのは3年後。茨木市北部地域の観光名所になる?そう言われているがバスの便利は良くない。先日訪ねた一庫(ひとくら)ダムでもそうだったが、高齢者でも免許証返上出来ない理由が良く分かる。ただ車は一瞬の判断ミスが致命傷になる事もしる人は少ない。
| 固定リンク
コメント