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2018年7月12日 (木)

久々の京都。それでも滞在時間は数時間。嵐山。渡月橋。豪雨の影響見て来ました。

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この橋を渡ると京都嵐山中の島公園。大阪中之島公園の様に広くないがここは嵯峨野のの反対にあるので阪急嵐山線を利用しないと何処の景色を見る事は出来ない?そんな事はどうでも良い?確かに。その程度の事だろう?ところが親父は帰りにこの橋の上で思いがけなく白鷺の歓迎を受ける。ザマーミロ。コラ。そう言う所が嫌われる。本人は全く気にしていないけれど。(アカンワ)

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いやーありがとう。感激でした。しかもこれだけ純白のサギと対面出来るとは全くの予想外。先日の洪水は引いて心配された被害も無く良かったと報告してくれました。しかし今回の嵐山の増水もあと1メートル上昇すれば3年前の洪水被害を繰り返していた?そうならなかったのは対策も打たれていたが運も重なったのだろう?

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それは何とも言えません。親父さんの言う事だから正しいに違いないけれど?そうは言われなかった。ただ数年前にも問題になった渡月橋のすぐ上流の殆ど固定堰(一部そうではない)京都西山の農業用水確保の為の堰はそのままだった。この堰の形を変えると嵐山の景観を台無しにすろ?そんなおばかな意見が有識者の中にも根強い。彼等は関係者に間違い無いが被害者では無い。おっしゃる通り。

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この案内図にも堰の表示は無いが事件事故の報道と同じ。今度の広島、岡山、愛媛の甚大な土砂崩れ復旧の報道と全く同じ。原因を知っても今回の大雨では為す術が無かった。山が崩れがけが崩れたたらどうしょうも無い。確かに。それでもその甚大な被害の実態を関係ないとは言えないに違いない。

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今回の大雨で何処迄水位が上昇したのかテレビの映像でも殆ど見る事は出来なかったが、橋桁の中間位だったのだろう?数年前の大雨の時はこの橋桁の上迄水位が上がる欄干に倒木が詰まって被害を大きくした。その時間が数時間長ければ橋桁は流されたと言われている。しかしこの橋桁良く見ると意外に強い。しかしその支えが木材。役人さんそれは無いでしょう?その橋桁も一部腐っている。お役所仕事と同じかい?

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イヤイヤこの橋は意外にしぶとい。そうも感じていた。「渡月橋」この橋は橋が冠水しても流される事は無い?そんな事は無いだろう。ありません。水の力はこの橋の抵抗力をはるかに越える。その対策は水位を下げるしか無い。その水位を直前の堰で7〜80センチ上げている。

それでも渡月橋が流される事は無かったのは、洪水調節のダムが上流に造られている?ところがこのダムが満水に近づくと放流をしないとダムが危なくなる。愛媛肱川の氾濫はダム放流で川の水位が一気に上がったと言われている。ダムが洪水対策になる。国土交通省の嘘です。それでも彼等はそんな事実は認めない。

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この衝撃的現実を知らない人は多い。渡月橋をゆっくりと歩いて渡る事も少ないが、その少し上流に古くから農業用水の堰が造られている事を知らなかった。当然、平安の昔はこの橋も無かった。だからどちらが大事かと問われればこの「一ノ井堰」と言われても当然かもしれない。

しかし現在は哀しい事に異常気象が異常で無くなっている。上流の山はその保水性の機能が薄れ、大雨が降るとその濁流は一気にこの川の上流に流れ込む。そうなるとこの堰の形も今の様にその多くが固定の堰である事は許されない。今は両側の一部が解放されるがそれだけでは洪水時の水位を下げる事は充分でない。

中央部にもっと広い可動堰を造らないといけない。その合意を得る事が出来ない。その理由は嵐山の景観を破壊する?その人達は厳しい洪水時の実態に眼を向ける事は出来ないのだろう?その人達の考えが変わる時?その時は渡月橋が流されないと無理だろう?それでも渡月橋は笑っていた。大丈夫。心配すな。上流に大雨が降らない事を祈れ。そう言われていた。

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大堰川、桂川、保津川、色んな名前で呼ばれるが河川管理上の正式名称は「桂川」この橋を渡る人も殆どが外国人観光客。外国人に誇れる京都の名勝地も彼等に占領される?関西のオバちゃん達の姿が殆ど見られなかった。それも時の流れ?元気な親父はそれは許せなかった。この先、橋を渡り下流に歩く予定が何故か上流へ。そこで素晴らしい道を見つける。その話はまた明日。

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