今日も梅雨の晴れ間 久々に早起き 早起きは3文の得?
看板に偽りあり?何時造られたのか分からないコカコーラの武田尾温泉旅館の看板。何度もアップしているのはこれが全国共通の鄙びた(ひなびた)温泉の現実。しかしここ武田尾の温泉旅館街はこれだけの旅館しかなく、常連さん中心の隠れ宿の時代が長い間続いていた。今では「元湯旅館」が1番奥で土日祝日のみの日帰り客だけを迎え、紅葉館は武庫川上流に向かって別庭「あざれ」として一軒のみ宿泊客を受け入れ賑わい?を見せている。しかし実態は分からない。
写真手前が西宮市に供給される水道管。その奥の鉄橋がJR武田尾駅。停車車両の5分の一が鉄橋の上。残りはトンネルの中?1時間に4本普通電車が停車するので秘境駅ではない。ただ朝夕の時間を除くと乗降客は10人以下。ただそれは多くの関西人がこの自然の素晴らしさを知らないだけ。これからこの素晴らしさが見直される?
このハイキングコースも今は歩く人は居ない?親父が知らないだけ?それはこの道を歩いてみればよく分かる。この急な階段は20メートル足らず。その先に親父が見つけた絶好の休憩ポイントがある。ただ一人で座っていると誰かに見つめられている?恐ー?全然。ここで弁当を食いながらぼんやりしていると全ての雑念が取り払われる。嘘だろう?一度体験して見なはれ。嘘でない事がよく分かる。
親父は4月の終わりに久しぶりにこの階段を下りている。当時19時前だったがここは薄暗かった。明るい時にここは何度か歩いているので体のバランスを崩す事はなかったが浮き石に足元を注意しながら歩いていた。それ以来ここは何度も来ている。ここが親父の隠れ場?体調が悪くてもここ迄来れば本当に嬉しくなる。
ベンチから腰を上げて川の上の道を歩いている。ここから次のポイント迄1キロと少し。そこ迄は山裾を歩く。尾根に上がるのはその先から。そこが第2ポイント。そこ迄往復するとちょっとしたハイキング。駅からの距離は4キロ。しかし平坦な道と違ってこの山道は楽なコースではない。気力と体力に自信がないとこの先で下道に降りる。
名塩に行く道はこの道ではない。この道は下道に降りる道。傾斜が急で足元が滑る。親父がその斜面を削っているが段差は付いていないので、横歩きをしないと駆け下りないといけない。駆け下りるとまず転ばないといけない。転ばなければ藪の中に飛び込まないといけない。いずれにしてもタダでは済まない。
この橋が完成したのが昭和9年。度重なる洪水にもびくともしていない。その要因はこの頑丈な河川内に敷き詰められた見事な石とコンクリートの組み合わせ。橋脚が流されない対策は実に決め細かい。同様の工事はこの時期の河川工事として他の地域でもよく見られる?
武田尾温泉の賑わいは終わる。上流に向かって右岸の紅葉館別庭「あざれ」を除いて宿泊が出来る旅館は壊滅。現在この旅館だけがかろうじて土日祝日のみ日帰り温泉可。理由は建物と経営者の老朽化。経営努力が足りなければ必然の結果?しかし行政の対応もおかしい。そんな場所に立派な堤防工事のかさ上げ工事を行っている。
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