何も知らないと言う事はこういう事?とぼけた政治と企業の癒着?そんな事も関係ない?その程度の国民かい?だな。
大阪は今夜は大雨注意報。武田尾は大阪北部。行政区域は西宮東北部。川の右側は宝塚市北部。この川の上流は数㌔先で神戸市北部。正面の赤い吊り橋は「武田尾温泉」に続く道。左の道が旧道。昭和9年この下流に立派な橋が完成しているが時代の流れは如何ともし難く温泉街はほぼその役目を終えている。
ただそんな事は親父が何度もぼやく事でもない。時代の流れ。全国各地で良くある話。ただ2枚目の写真を良く見ているとそうは問屋が卸さない。これは何?このかさ上げされた堤防の下には老舗旅館があった。その旅館が数年前の洪水で露天風呂が流され営業停止に追い込まれた。その防災工事。その立派な工事が完成しても肝心の旅館の賑わいは戻らない。その対策は地権者次第。
その地権者も年齢的に高齢。再びここで営業を再開してもその見通しは暗い。当然だろう。武田尾温泉の賑わいは建物の老朽化と経営者の高齢化、世代交替、行政の支援がない?となれば必然の結果だろう。全滅。信じられない事にそんな地域の防災対策は完結する?訳が無いだろう。知らないと言う事はそう言う事?
これは対岸の武田尾温泉に多くの人が足を運んだ道。近くの笹部新太郎演習林桜の園(その)で桜の品種改良に汗を流した管理人も博士と歩いた道に違いない。そんな歴史もすっかり忘れ去られている。この道は武田尾の駅を降りて一周するのに約2㌔。この道をこれから多くの関西人に教える。アホ。
ここは武田尾駅の下。旧福知山線跡地。現代は道路になっているがこの道もこの先行き止まりになる。その理由が分からなかったが何度もこの道を歩いてその原因がやっと分かる。ここは元々こんな道はなかった。あったのは鉄路。その福知山線がルートが変わりここが道路となっている。
この道も長くは続かない。?誰も教えてくれなかった。信じられない現実。ここは宝塚市内。ホンマかいな。宝塚土木事務所の管理者に聞いても詳しくは語れない。知らないと言う事はそう言う事?親父は旧福知山線のルートを探り当てる。この先間もなく通行止めになる。道路は直角に左に抜ける。
トンネル内電気がついて居るが通常は真っ暗。現在は近くの旅館の貸し切り。一般人は通行は出来ない。(親父は特別ズルして通してもらったが出口は遠く無い)その先は武庫川を渡り西宮側に出る。しかしその鉄橋は流されて対岸に渡る事は出来ない。その先は殆ど歩けない。
その道を上流から歩いて探検している人が居る。何でJR西日本と行政は保存しないのか?理由は簡単。その費用の負担が出来ないから。ところがこの手前武田尾駅迄は市民の要望で整備されている。知らないと言う事はそう言う事。
しかしこの先はコストが莫大に掛かる。鉄橋が流されているから吊り橋を架けないといけない。そんなお金は降って来ない。知らないと言う事はそう言う事。(同じことを何度も言うな)本当にそう思うなら武田尾の再生に力を貸して下さい。何も知らないでとぼけているなら天罰を覚悟しなはれ。コラ。
この立派な堤防工事は2軒の老舗旅館を潰している。左に一軒。正面右奥に一軒。川の右側宝塚側に紅葉館別庭(べってい)「あざれ」はコテージ風の離れの高級旅館が繁昌しているのとは対照的に壊滅?している。現在辛うじて「元湯旅館」一軒が土日祝のみ日帰り温泉として営業している。
食事は事前予約が必要。そのメニューも限定。板長(料理人)従業員の常駐は居ない?この堤防中央に辛うじて見える?河鹿荘は廃業している。その対応は(地域活性化)は行政に何も無い。そんな事は無いでしょう?そう信じていたがその信頼をぶち壊されている。
担当部署が分かれて地域特定の活性化対策は無い?今日ようやくその実態が聞ける窓口に辿り着く?商工課。ただその実態はまだ良く分からない。しかしその事を知っていてこの工事をしたとすれば市、県、国の責任が問われる。市と県でその経緯が分からなければ国土交通省近畿?担当部署はあるのかな?そんな事もどうでも良い。
この赤い橋を渡って右に行けば武田尾温泉。しかし今は廃墟と化している。ただ一軒土日祝祭日のみ日帰り温泉可。1000円。入浴のみ。食事は事前に予約をすれば可。但し別料金。大した物は食えない。(コラ)この橋を渡らずに右に行けば高級旅館「あざれ」がある。
ここは宿泊が出来るが全て離れの部屋。一人3万円でもそれが普通?リッチな人が常連さん。それだけの価値があるのだろう?一般ピープルはお呼びでない。今日は左の周遊コース(旧道)を歩く。洪水の時は冠水する事がある。この道を元気な年寄りの散策コースにしたいな。出来るかな。何とも微妙。
赤い鉄橋がJR武田尾駅のホーム。右がえかの下から見た対岸の道。今日は小雨で傘を差して歩いていたがゆっくり歩いて駅に戻る迄2キロ。40分位で生き返る事が出来る?蘇りの道。道が舗装されているので足に優しくないがのんびりと歩くと命の洗濯が出来る。途中にベンチを置いてコーヒー、紅茶が飲めると最高だな。そんな環境が作れるのかな?行政からの支援は期待出来ない。知恵を出しましょう?出るかな?
桜の幹が痛々しい姿を晒している?洪水の時石が流され幹の皮が剥ける。?それでもこの木は見事な枝葉を繁らせている。今都会では多くの人が息苦しい生き方をしている。その息苦しさに堪え兼ねて無様な生き方をしている?息苦しい?体の衰えを感じる?是非お出掛けください。そしてゆっくりと自分のペースで歩きながら心と体のバランスを整えましょう。そんな生き方もこれからは大切に違いない。
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