糞(くそ)の役にも立たない?(何の役にも立たない)そんな事は無いだろう?
昼なお暗き武田尾(武庫川渓谷)上の山道。この道を薄明かり(石が白く光る)の中、偶然手にした杖をつきながらゆっくり歩いたのは4月の終り。あれから40日近くが経過している。あの時は山から抜け出す事を考えているだけで無我夢中だった。
しかしこうして明るい時に歩いて見ても緊張するのは何故だろう?このガレバで足を滑らせてバランスを失えば谷に落ちる?そんなおマヌケな事をしないがそんな保証は何処にも無い。その事を痛感していた。今朝の大阪北摂大地震。それでも身構えたのは一瞬だった。
何時起きてもおかしくない直下地震。その備えは全く出来ていない。地震研究で飯を食っている学者先生でも(糞の役にも立たない)。そんな事は無いだろう?その程度の事も知らない。地震大国?何時発生してもおかしくない?東南海地震?その対策は土木工学で耐震高層ビルが建設されるだけ?
その程度の事も分らない。汚いと見向きもされない糞。それは北国のそりを引く労働犬の大好物である事を都会の愛犬家達は知らない。都会だけでない地方でもどんな山奥の一人暮らしでも同じ事だろう?当然愛犬家でない親父も知らない。犬と人間の関係。その厳しい歴史をバカ達は知らない?
愛犬家?地震学者?一緒にすな。汚物も健康のバロメーターである事をしれ。糞の役にも立たない?糞はそれ程に人の役に立つ?これからのがん検診に尿検査が一番役に立つ。その程度の事も知らない。これから山奥で生きる事も出来ない。高齢者は交通の便の良い都会の静かな住宅を希望する。そんな生活が成り立たない事は何も知らない。今日は地震の影響で最寄りの私鉄は動かない?
ハイキングコースを塞いでいた杉の大きな倒木がS君の指示で切り捨てられている。この立派な杉の木もこのまま朽ち果てるだけ。この素晴らしい森林資源が天然資源(バイオ資源)として再生される事は無い。現在再生可能な天然資源も他の安い化石燃料に完全に駆逐されても人々は何の疑念もない。
むしろ当然に考えている。そうでは無い事を思い知るのは何時の事だろう?そんな事がある訳が無い。便利で安い豊かな生活は再び生き返る事はない?その程度の事も分らない人々が多くなっている。親父も偉そうに言ってもランプと薪と田舎の便所の生活に戻る事は出来ない。ザマーミロ?違う。無様な生き方?それが当たり前の生活になっている。嗚呼。
段々太陽の日差しが差し込んで来る。これは植林の成果ではなく左の崖が緩やかになっているだけ?それでもその崖をよじ登る道は無い。ただその崖は緩やかでは無い。尾根の直前は垂直の崖。それでも雑木林は途切れてはいないので登る事は出来る。そんな道は今は全く無いだけ。(探せばある?)それはどうかな。
植林も出来ない無様な山林。この下は武庫川。ロッククライミングを楽しむ事は出来ないが低い岩登りに歓声を上げる若者達の声が聞こえる。この素晴らしい自然環境も整備が出来ない。いずれこの崖も崩れて大量の土砂が渓谷の水の流れを塞き止める?
そんな大災害を行政も学者先生達も何も警告も対策を発信出来ない。知らないと言う事はそう言う事?糞以下の生活をしている?そんな事は誰も考えない。今年の梅雨はそんな大雨にはならない?そんな保証は何処にも無い。ただ半世紀以上そんな災害は起きていない。その事も改めて思い知らされる。
立派な杉の大木。改めて見上げてみると片側の枝が綺麗に「枝打ち」がされている。この杉に翔た(かけた)人の念い(思い)が良く分かる?分らねえ。都会のオバカなオネエさんが杉花粉の事を考えたら全国の杉を切り倒せと喚いていたがそんな事をする必要は全く無い。
この杉の枝打ちを完璧に行えば全く問題は無い?そんな事も出来る訳がない。山林の現状を知らないオバカ?ザマーミロ?(バカタレ)杉花粉が問題になったのはこの「枝打ち」作業が行われなくなってから。この枝打ちと杉山の間伐、下草刈りは今、全国的に職人が高齢化してその作業の世代交替が行われていない。
その代償を払わされても現在人に為す術は予防対策だけ。そんな事も知らないだろう?これが原因。働き方改革とかもっともらしい事をもっともらしく口にしても政治家や高級官僚はその程度の事を知らない。都会の生活。中央官庁の生活はそんな事を全く知らない。そしてそんな政治家が支持される?いずれその代償はジジババだけでなく全ての有権者が払わされる。
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