今日は何処迄歩けるかな?寒いな?でも雪は無い
大阪西成。生活保護世帯が多い。この国の高度成長の街づくりを支えてくれた建設労働者も年を重ねると役に立たない。政府や大阪の間抜けなローカル政党も何の役にも立たない?古い政治を変える?2重行政(大阪府と大阪市の行政の重なり)を変える?
期待された新勢力も全く期待外れ?元々そんな期待の無い親父にとっても許せない現実はこの地域の貧困。橋本元大阪府知事、大阪市長はこの地域を子育ての地域に変えると言い放っていた。今は若い市長が頑張って居るがこの地域は何も変わらない?
政治を変える。行政を変えると言う事はそれ程に難しい。その理由はこの現実が全く知らないでも生きて行けると言う事。実際に足を運び、その現実を目の当りにすれば誰もが考えが変わる?そんな事もどうでも良いのだろう?人の事どころではない?違うだろう?
そんな事には全く興味が無い?そんな事を知った処で何の役にも立たない?何の役にも立てないのでは無い。自分達とは全く違う。そう考えている。そんな人達の生活を何とかして変えなければいけない。そんな思いで懸命のボランテイア活動していた「さっちゃん先生」が亡くなって多くの年が流れている。
その事実さえも知らないで(分から無くて)大阪の人達は尤もらしい生き方が出来ると思っている。西成の西側の大阪湾埋め立て地に万博誘致?夢よもう一度?1960年の大阪万博で頑張った建設労働者はその殆どが哀れな生き方をした事も無しにして?
そんな招致活動が今、関西経済界も巻き込んで大阪府、大阪市の最優先課題になっている。この決定は今年の秋。対抗馬はフランス。そんな事は関西人は言う迄もなく日本国民は知らない。東京でオリンピック、関西で万博。何時迄もそんなイベントを行わないと豊かな生活は無い?
うそだろう。うそです。その事は西成の生活保護で何とか生きている人達の生活を見れば分る。夢も希望も無い。何とか生きている。医療費はタダ。薬も余る程貰える。医者はそんな患者で生活が成り立つ。地域も綺麗になり外国人観光客の宿泊施設も整えられている。
これから増々外国人の旅行者が増えるとこの地域は一変する?オバカな行政は本当にそう思っているのだろう?さっちゃん先生が懸命に支えてくれた地域の医療はどう変ったのか?生活保護の世帯は希望をどう見出しているのか?その報道は全く無い。
関西のマスコミもクズだね。公共放送?彼等はそんな人達の生活はどうでも良い?そんな事は無いだろう?公共放送のあり方が問われてもオチャラケの放送でオバカな若者は多くなる?偉そうな事を言っている親父も何もしていない。
どんなに尤もらしい言葉を口にしても「さっちゃん先生」の悲劇を忘れては人間のクズだろう。魂が引き上げられた現場は変わっても地域は何も変わっていない。来週は冷たい風の中を歩かないといけない。時は流れ人々の生活も変わる。ただ忘れて成らない事は人の生き方。人の事は全く関係ない?そんな生き方は長くは続かない。
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