地方創生?その実態は?中央も地方も俺もアンタも知らない?そんな事もどうでも良い?
関西では大分県佐伯市と言われても知らない人の方が多い?宮崎県延岡市も同じ?室生犀星の言葉。「故郷は遠くにありて思うもの。そして悲しく歌うもの」この言葉も知らない人が多いがそんな事もどうでも良い。
この国の経済成長を支えた地方出身の「金のタマゴ」達も今は都会の片隅でひっそりと生きている。そして地方、故郷の為に何かを成せる人は殆ど居ない。親父も同じ。8年近く何だかんだブログを書いて来たが読み返してみると何とも個人的な女々しい話?
そんな話は殆ど地方創生には役に立たない。当然の事。今更遅い。そう言われていた。それでもそれは当然の話。都会で生きると言う事はそう言う事だろう。室生犀星のこの有名な言葉も殆ど知られていない。その事が現在の地方の実態をよく現わしている。そしてその現実は殆ど知られていない。
人気のない故郷。この看板はカブトムシ。カブトムシに興味を持つ都会の子供達は少なく無いが、その子供達がどれだけこの村にやって来てこの「カブトムシの館」を訪ねるのだろう?地域起こしが全国の市町村で叫ばれたとしてもその現実を政府、行政のトップは何も知らない。
当然地方の主(ぬし)達も知らない。そんな事を知らなくても関係ない。適当に補助金をバラまいて地方の長老達に選挙の取りまとめをしてもらえばそれで充分。そうして地方には若い人達が都会に働き場所を求めて出て行く。残った年寄りは老いさらばえて行く。この物産店にも立ち寄る人は多くない。
故郷の子供達は親父達の頃と比べて激変している。親父達の頃は2クラスだった。梅組。桜組。今は0。嘘だろう。本当です。ここは相当前に廃校になり老人ホーム(今はそんな言い方はしない)になり、福祉施設が建てられていたがその建物も今は移転している。「売却予定地」?
この小学校跡地は地域の行政機関佐伯市ではなく県が管理している。その担当部署に電話をして見ると(売却予定地)と公然と言い放つ。県職員の認識はその程度?こんな山間僻地?の広い土地を誰が買う?ただでも買わないだろう?その程度の事が分からない?
それともこの広い土地を有効に活用する方法を考えるのが彼等の仕事ではないのか?余計なお世話。そんな考えは全く無い。それが公平?地方創生?そんな事例は日本全国ザラにある。どげんかせんと本当に限界集落になる。それでも殆どの日本人が関係ない?そうは行かない。知らないだけ。知ったとしても何も変わらない?棺桶は近いな。
佐伯市、津久見市、そして臼杵市。そう言われても関西人でも余り知られていない大分県豊後水道に面した地方都市。この街を車で走るのも本当に久しい。この日運転をして呉れた息子が幼い時に走り抜けている。ただこの街並を見るのは初めて。
そしてこの海鮮丼を食うのも初めて。この街に立ち寄ったのは他の丼を食うのが目的だった。その丼はまだ魚が捕れていなかった?この丼は佐伯市でも食えるが味は負けてはいなかった。この先に(佐賀関)の街がある。
ここは全国的に有名な「関アジ、関サバ」の漁港がある。東京では有名ブランド。高級魚。有名シェフの店では聖徳太子を握り締めて行かないと食えない?アホ。そんな生活は関係ないが関西では「鯖寿司」が有名。この鯖は日本海小浜から。京都の老舗でも5000円札を出せばおつりが来る。(ええ加減にしなはれ)
関西人の多くが知らない企業がこの大分に進出している。親父達は大阪に就職したが現在は大学進学の若者が県外に出るだけ?多くの高卒者は県内に就職する。親父達の時代では大学進学者は同級生の一部だったが今ではそれが逆転している。アホでも大学?(失礼)
大卒が当たり前。高卒では偉くなれない?それも違う。大学を出ても社員に成れない人も少なく無い。それでも学歴社会?それを打ち破る社会のあり方が問われて久しいが、そんな変革は殆ど見られない。その打破は口先だけ。
県庁の人事でも佐伯市の人事でもその実態は全国の実態と何も変わらない?それでも能力主義?それでも働き方改革?同一労働同一賃金?中央官庁のオバカさを誰も打ち破れない?ところがそうでは無い人も居る。ただしそれは例外。
その例外が当たり前になるのは考え方を変えるしかない?これからそんな時代が来る?来ないな?それは中央の役人の無様さを見れば良く分かる。その実態を殆ど知らない。その無様さは大阪財務局長の国税庁長官人事で良く分かる。
国有地払い下げの不祥事の記録を殆ど公開出来なくても国税庁長官?ふざけた人事でも政府のお墨付き?そんな政府が支持される訳が無い?ところが北朝鮮リスクでそんな事も忘れ去られる。読売の報道の間抜けさ?そんな事は殆ど問題にさえもならない。
そんな時代が何時迄も続く?訳が無い。国難?の意味が全く分からないアホな国民。その事を思い知らされていた。地方創生は隗より始めよ?この諺(ことわざ)も関係ない?隗から始めるとはどういう事?偉そな事をほざく事は何も無い。先ず身近な事から始めろ。
その程度の事が出来無くて地方創生なんて大それた(身分、常識はずれ)事が出来る訳が無い。その事を教えられる。何でその程度の事が分からなかったのだろう?それは自分の事を棚に上げて批判ばかりしか出来ない情け無い生き方を続けて来たからだろう?
この歳になってその事を思い知っても手遅れ?そんな事はありません。人間の生き方は棺桶に入る迄分からない?それも違うな。それでもこの年になってもそんな気持を持てる事に感謝しなければならない?親父の考えを実現出来る(種まき)をしないといけない。どんな?それはいずれ分かる。少年よ大志を抱け。老人は生きた証を刻め?アホやのう。
| 固定リンク
コメント