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2017年6月21日 (水)

昨日の続き 武田尾(知らん)右岸 県道も行き止まり

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武田尾♨。今、生き残っている唯一の宿泊が出来る高級コテージ?(貸別荘?戸建て、キッチン、トイレ、宿泊施設完備)宿泊と食事が付いて1万円台から5万円前後の贅沢な宿泊、料理旅館。武田尾♨の名前は関西でも多くの人が知らない。ただここだけは別格?

ホタルの見学バス専用道(旧福知山線の一部)迄用意している。その為宿泊者以外はこれから歩く道しか歩けない。JR西日本もセコい。元はと言えばこの先の道も旧国鉄の鉄路。その道を一部でも民間旅館に払い下げ?はオカシイだろう。せめて旧廃線敷き使用権を売り渡したとしてもこの仕打ちは無いだろう?

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ここは旧福知山線廃線敷きではない。この道?の右側をトンネルで抜けている。その更に右側を現在の福知山線がトンネルで突き抜けている。新と旧のトンネルは重なり合う事は無かった?今となってはその事を知る由もない?(ここから引き返さなかったの?)一度歩いているのでそんな気は全く無かった。

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静かな武庫川の流れ。しかしここは一度大雨が降ると激流が流れ下る。有名な京都保津川の川下り観光船はないが、昔はこの川は森林木材が流されていた?しかし現在は木材の価値は下がり上流には水道水のダムも造られ、その役目は終わっただけでなく見向きもされない川になっている。

信じられない事に今、歩いている道もこの先で無くなる。北摂にはこの川と猪名川が流れているがいずれもその川筋をしっかり歩く事は出来ない。それでも一部だけ何とも無駄な護岸工事が行われている。そんな河川管理を殆ど知らない。

そんな事はどうでも良いからだろう?知らないと言う事はそう言う事。その証明を探していた。その最後の最後から途切れた(歩けなくなっていた)距離は数百メートル足らず。そのハイキングコース再開の見通しは全く無い?

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この上が新福知山線。ここはトンネルとトンネルの間。旧福知山線の上に立派な鉄路はある?しかしこの上に上がる事は出来ないのでそんな事は分からない。その説明は何処にも無い。JR西日本とはそう言う会社?明治の文化遺産の積極的な宣伝、継承なんて関係ないとでも思っている?

国鉄の歴史的価値は現在の民営化された会社の幹部達が生まれる前からあった事すら否定するのだろう?この路線は電化で複線化になり便利になったが、通勤通学の若い人はその程度の事も知らない?それでもこの国の未来は明るい?らしいな?

国鉄時代永々と汗水を流しながら苦労した先人の想いを踏みつぶして何を築いて行くのだろう?便利と快適?時代は変わっても変わら無い人の心も昔話になっている?自分達が便利になればそれ以上も以下も無い。歴史を知らないオバカは何を偉そうに言うのだろう?その代償は大きい事を知る術も無い?

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広い平坦な道はここ迄。ここからは薮の中を歩く。それでも人一人は確実に歩ける平坦な道。前だけを見て歩けば何ともないが時々、後ろを振り返る。それだけの不気味さはある。ただこの先の道に比べるとそれは贅沢な不満に過ぎない。

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1キロ近く静かな(不気味な)薮の中を歩くと正面にガードレールが見えて来る。初めて来た時はやっと広い道に出たと一息付いていた。ところがここは崖の上。この先は武庫川。前来た時は下を覗き込まなかったがこの先は一気に切れ落ちていた?その為のガードレール?ただそんな標識は何処にも無かった。

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この先は通行不可?しかし前回この先を歩いている。本当に歩けなくなる所を知っている。そこ迄歩こう?よせば良いのに頭の回転は止まらなかった。この先は初心者でも歩ける。しかし足を滑らせれば川に転落。安全は確保されていない。

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足元に気をつけながら歩を進める。落ちたらアウト。但し本当に危険な所にはトラロープがある。誰が安全を心配して呉れているのだろう?感謝しながらそれでもこれ位の道を整備出来ない行政に文句をつけていた。ここは行政の管理する所では無い?しかし川伝いに歩けないと言う事はどういう事だろう?

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この薮を抜けると視界が広がる。頭上に新名神の橋が掛かっている。この高速道路はこの先の道場(道場)で国道を跨ぐ橋桁が落下し。工事が1年遅れているが予定では来春開通。頭の上ではこんな最高土木の技術が実現しているがこの先、完全に歩けなくなる。

それでも安全確保のロープはある。歩くか?止めときます。最初に来た時見たロープとは違う。さすがの親父も高所恐怖症。迷う事は無かった。川の流れも汚い。その理由はこの川の上流は田園地帯。住宅地。生活排水の流れ込みはないが清流では無い。

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この先に鉄路がある。その下には府道がある?そこ迄行けない?どうして?見れば分かる。しかもこの短い距離のハイキングコース?の整備は行政は全く考えていない。その訳は良く分からない。必要がない?安全が確保出来ない?ただこの散策に道が繋がる事はそれだけでは無い?これから多くの人がこの場所を訪れたらその価値が分かる?無理だな?そんなオバカはいない?

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この先進む事を諦めて手にして来たおにぎりと大好きな卵焼きを頬張る。この先進めないのはしゃくだけどそれは最初に来た時に知っていた。ところがこの道を山歩きの猛者?が走破している。その事をネッTで見た時笑っていた。やはり健脚者は違う。しかし安全第一。引き返す勇気も大事です。

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今回初めて知った事はこの岩の上にも道があると言う事。ただこのロープを伝って先に進むのは相当身軽でないと無理?落ちたらアウト。誰も助けてはくれない。そう考えると引き返しの判断は早かった。帰りもガードレール迄は気が抜けない。

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ここは大きく崖が崩落している。今年、大雨が続けば更に崩落は進む。そうなるとここに足場を掛けないと通る事は出来無くなる。そんな粋な計らいは行政しか出来ない。しかしそんな事は行政の担当では出来ない。それなら行政のトップ?まさか?彼等はそんな細かい事、無責任な事は出来ない?

ならば誰が?そんな人は居ない。そしてこの道はいずれ歩けなくなる。そんな事もどうでも良いのだろう?誰が?あなた自身でしょう。本当に情け無い生き方をしている。そんな生き方をしていても豊かな生活が出来る?そんな豊かさは砂上の楼閣?そんな難しい言葉はどうでも良い?だろうな。

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ここ迄戻ってくれば一安心。もしこの道を歩く事があればここから引き返すのが正解。猛者はこの先の大岩を乗り越えれば府道に出る事が出来る。しかしその先「道場」の駅は3キロ以上歩かないといけない。

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この素晴らしい対岸の行政区は西宮市?こちら側は宝塚市。中を流れる川が武庫川。この川の景観は殆ど紹介される事はない。しかし大阪の中心地からJR東西線と福知山線を乗り継げば1時間前後でこの素晴らしい自然を満喫出来る。そんな報道は関西のテレビで知らされる事は全く無い。それだけの価値も無くなっている?


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