(緑の日)ふざけた祝日。意味のない祝日。罰が当たるよ。
ここからゴルフ場の外周管理道路?から山道に入る。ここは気持の良いハイキングコースと言いたい処だが、1人で歩くには時々後ろを振り返らなければいけない?木々が覆い被さり昼尚暗い?初めて歩いた時には小走りで歩いていた。しかし山道はゆっくりと足元を見ながら歩かないといけない。
左はゴルフ場。しかしその外周道路を歩けないのゴルフ場のプレヤーの安全確保?建前はハイカーの事も考えられている。この山道は本当に心地好い。ただ一人では見通しが悪いのでお薦めは出来ない。右は不気味な谷。迷い込むと安全は保証出来ない。
緑の日と言っても都会では公園に行かないと体験出来ない?緑と言っても色々あるけれど目前に迫る若葉はこれから更に深みを増す。その景色を眼に出来ない人も少なく無い。緑の日と言っても仕事で関係無い人も少なく無い。それでも休みの日には少し足を延ばせば命の洗濯が出来る?
少し歩くと再びゴルフ場の外周道路。足元は良くなるが地面と違って舗装道路は足に掛かる衝撃が半端では無い。これは歩かないと分からない。最近は高齢者だけでなく若者達でも野山を駆け巡れる人は多くはないが、歩けなくなると車も運転出来ない事を殆ど知らない?
歩けなくても車に乗れる?車をナメルな?車は文明の利器であり凶器である事を理解出来ないオバカは少なく無い。親父も車を手放して干支が1回転しているが何も困らない。地方に行ってもレンターカーにも乗れない。車の利便性以上に事故の怖さを知っているからだろう?アクセルとブレーキを踏み間違える?その結果の悲惨さを考えた事はないのだろう?
杉の枝打ちも杉林の下草刈りも出来ていない(共有林)初めて歩いた時は持ち主が分からなかったがこの貴重な森林資源はこの地域の財産だけでは無い事をこの持ち主は知らない。この地域が貧しかった頃(今でもそれは変わらない)この林は大事に育てられていた?
その杉林が今こんな無様な姿を晒している。この現実はここだけでは無い。地域の財産管理は現在の高齢者が人生を終える時、破綻する?余計なお世話です。そうかな?杉花粉が今以上に撒き散らされてもか?手入れをしないと言う事はそう言う事になる事を殆ど知らない?
そんな事は分かっている。嘘をつけ。森林管理の実態はこの現実を見ないと分からない?もう少し先を急いでもこの景色は追い掛けて来る。初めて歩いた時分から無くて西宮市役所の行政の担当者に教えてもらった現実が良く分かる。この森林管理は地域に任されている。
折角の散策。右の杉林を見ながらボヤイているだけでは無い。左を見れば懐かしい景色が見える。スイスの杜の風景?インターラーケンの登山鉄道を思い出す。スイス迄行かなくてもこんな処で緑を満喫出来る。無理だな。ここはゴルフプレヤーの休憩場所?タダで飲み物が飲めるのかな?
ようやく武田尾が見下ろせる尾根道が近い。ここからが正真正銘のハイキングコース。ここから尾根道に出る迄緩やかに下り尾根の上を少し右に歩いてそれから下る。この地図を良く見ると分かるが真下は一気に切れ落ちている。当然獣道もない。この素晴らしい谷に階段が設けられる事は無いだろう?
ここからは窪地をゆっくりと下る。足元はふかふかの落ち葉が溜まっている。ここは下り始めた所だが段々下りは急になる。しかし正面の谷は降りれない。一気に谷迄切れ落ちている。ただ木は大きく育っている。その道がない。真下に降りるとしたら冒険者しか出来ない?
この窪地の下りも雨が降ると水が激しく流れる。それでも頂上に近いので大きな流れにはならない。この右側は西宮名塩の杉林。植林は行き届かず無様な様子は変わらない。この(財産区)の管理も地域の若者が出来る様にならないと(なったとしても)未來は明るくない。
森林の価値の概念を根本的に変えないと駄目?変えたとしてもその価値は既に失われている?そんな事も全く認識されない?数年前に西宮市役所の職員と話をしてもそんな話を熱く語れる人は居なかった。
「地方創生」「地域の活性化」「豊かな森林資源」全て嘘です。マスコミもこんな報道は全く無い。そのうち間違いなくこのハイキングコースも歩けなくなる。そんな事は無い?それは皮肉にもこの尾根を降りると分かる。
気持の良い尾根道。左の谷から涼しい風が吹き上げて来る。ベンチもある。ここで一服と思って歩いて来たが気分が変わる。ゆっくり歩いて来たのでこの時5時近く。日が長くなって来たとは言え、この下の杉林のトラバース(斜面を横切る)の位置は暗くなると難儀をする。横目で見ながら通り過ぎる。
尾根道を切開いて造られた道は無惨な姿を晒している。枯れ果てて朽ちるが侭の樹もあれば頭の上に覆い被さる雑木(ざつぼく)。人間社会でも何も変わらない?運悪く害虫に食い荒らされ片方はそんな虫の被害に遭う事もない。その違いは片方は松。片方はどうでも良い雑木。生命力の強さもそんなもんだろう。
遠くに新名神の工事現場が見える。この右に高い橋が掛かり左は盛土。この左に広いサービスエリアと宝塚スマートインターが出来る。こんな山奥に何でと思う人も少ない。現在工事が着実に進行中?それでも見ていないので分からない。
オバカな親父はその様子をカメラに収めたいとネクスコ西日本(旧道路公団)関西支社に申し込んでいるが実現していない。その理由がふざけている?「工事中で安全が確保されない」嘘をつけ。見せたくないだけ。関係者には当然見せている。
これだけの立派の工事をしても批判には全く答える事も出来ない?工事完成は予定より1年遅れて来年の春?素晴らしい高速道路が出来てもこの工事が長年に渡り中断していた経過は殆ど知らない?この工事のお金は税金。その使われ方はこんな形で実現している。
その恩恵を手に出来る人はどれだけ居るのだろう?そんな事も関係無い?国が豊かになるとはこう言う事でしょうか?東京はオリンピック?関西では他にも一杯ビッグプロジェクトが進行している。それでも万博招致?IR誘致?そんな政府と行政が支持される。何たる生き方だろう。罰が当たらないのだろうか?
この先は下り。尾根沿いを下る。傾斜は結構あるが足を踏ん張れば普通に歩ける。この道も昔の人が切開いたに違いない。ただ一番下の武庫川迄降りる事は出来ない。川から100m位上で左にトラバース。その下は急に落ちている。この道はいずれ歩けなくなる?どうして?それは最後にお見せする。
ここからマップでは上に行く感じだが実際は山の中腹を横に進む。足元はガレバ。右は大きく下に落ちている。ただここも杉の植林をしているが急なガレバで大きな石も少なく無い。初めてこの道を通った時に行政に聞いた事があるが信じられない事にこの道も整備されている。ただいずれ通れなくなる。そう感じていた。ご覧あれ。嘘では無い。ただ注意して歩けば危険では無い。
大した事は無い?これ迄歩く事が出来たのだからこれからも歩く事は出来る?かもしれない。ただ間違いなくこの上のガレキの崩壊は厳しくなったいる。大雨の後この道は行政が整備している?その保証は何処にも無い。その時、このハイキングコースは忘れ去られるに違いない?
| 固定リンク
コメント