災害時の国、県、自治体、そしてマスコミの支援体制
熊本、大分の地震の被災地。他人事では無い事を思い知れ。多くの人がそう思っているに違いない。その事はテレビ報道を見ていても良く分かる。全ての放送局が同じ様な災害報道をしても意味は無いが、それにしてもこれだけ多くの人が困っているのにオバカなオチャラケで笑いを取る感覚。
そこには放送の社会的責任は全く感じられない。一部のネット放送局の番組自粛にクレームをつける無様な感覚?それがこの国の一面だとしたら何たる事だろう。その事に何の違和感も感じないのは自分が当事者になった時、どんな思いをするのだろうか?そんな人間が社会の注目を集める訳が無い。
人間は何んと愚かな生き物だろう?東日本大震災災害報道でもその事を痛感していた。今でも多くの人が不自由な避難生活をしていると言うのに、そんな事はどうでも良いと思っている人も少なく無い?
自分がどんな思いで生きていても関係無いが、少しは頭の片隅にそんな思いを差し挟む事も出来ないのだろうか?この国の富裕層?経済界?地方自治の偉そうな事を口にしている指導者?そんな人は居ないのだろう?
九州経済界、熊本県知事、部課長は何をしているのだろう?それ位の報道が無いのはどうしてなのだろう?そんな報道も見向きもしないでオチャラケ、オバカな番組が何時迄も続けられる?何たる無様な姿だろう?恥も外聞も無いとは正にこの事に違いない。
テレビを見ていて怒っている事。もう一つは小売、コンビニ大手のお粗末な支援体制。コンビニのネットワークは地域限定かい?民間のお店に食料品、生活必需品の緊急時の対応を求める事は駄目だと言う事を証明している。政府は大量の米を備蓄しているが緊急時にその放出も速やかでない?何たる無様な姿。
夕方近くの川に出掛ける。「ぬし」も寂しそうに立ち尽くしていた。本当に被災地の事を考えると嘆かわしい事です。行政の無力さは災害の度に痛感する。地方の時代と言う掛け声が如何に「嘘」である事かが良く分かる。それは言い過ぎかも知れない。政府がどんなに声高に言葉を重ねても行動が遅い。それもやむを得ないと言う事だろうか?
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