☂は上がっても肌寒い。ところが夕方は蒸し暑い?
☂が上がりお花見も考えられたがグズグズしていたのでお出掛けが遅くなる。☂は上がったが予定通り「紀伊国屋」に出掛ける。ここで目的の本を手にする時にはカウンター横の受け付けで検索してもらう。偉そうに常連風を吹かす。
目的の本を手にする。司馬遼太郎が雑賀孫一の生涯を描いていた。親父の予想とは全く違った男の生き方。小説は事実より奇なりと言われるからこれも司馬遼太郎物語かも知れないが、それはそれで良しとする?文庫本で400ページ弱。上下巻進められるが取り敢えず上のみを手にする。
大阪駅周辺も様変わりしている。人の流れも同じ?それにしても分からない事は大阪経済の活性化。このビルは先月痛ましい交通事故を起こした梅田の交差点近くの商業ビル?外人観光客目当てのホテル?大阪駅周辺の多くの観光客はこの地域にどれだけのお金を落としているのだろう?
今日はテレビの番組も見る番組が無いのでコーヒーでも飲みながら手にした本を一気読みです。この小説は司馬遼太郎が文壇デビューの初期の物。親父も全く知らなかった。雑賀(さいが)孫一と言われても殆どの現在人は知らない。
和歌山北部の鉄砲の技術集団。刀の時代の終りを告げたこの武器は皮肉にも江戸時代に役目を終える。ところがそうでは無かった。江戸時代太平の世の武士達は剣の道を過信し、西洋の武器を手にした百姓、町民達に叩き潰される。
その革命を明治維新と呼ばれているが、そうでは無かった事も殆どの人が知らない。現在の太平の世も100年後の人達はどう評価をするのだろう?そんな事はどうでも良い?そうはイカのキンタマです。それ位の事も分から無い?
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