秋の深まりと共に脂肪の厚みも増して来る?(アホ)
この駅で降りてバスに乗り終点一つ前の「満願寺前」で降りる。この散策の道も最近になって知ったコース。満願寺山門のこの仁王像は今日のハイキングコースの終点、多田神社の山門に置かれていた。明治の初めの「廃仏毀釈」で多田院が神社になった時、ここに移動されたと言われている。金網が何とも無粋。他にもっと見え易い方法は無かったのだろうか?
満願寺の紅葉はまだ一度も見ていない。今年の紅葉は間違いなく見れるに違いないが箕面や京都高雄の紅葉には勝てないだろう?しかし、それはそれ。これはこれ。それぞれの味を味わう事が出来る喜びはひと味違うに違いない。
本堂にお参りしないで境内の外を歩いている。この道を歩いていると左にゴルフ場。右に広い墓地が見えて来る。これだけの広い墓地になると卒塔婆(そとーば)お墓の外に建てる木札も合板のぺらぺら。文字も判子で押されて戒名も納経所で分業で書かれている。
その事を知ったのが先月の彼岸の前日。大きなお寺ではこれが当たり前と言われて有難味が薄れる。お寺さんが金儲けに走るとアカンやろう?地獄の沙汰も金次第。それは人間様の思惑に違いない。その事も教えてやらないといけない。(止めなさい)
誰も歩いていない道を歩くのは気持ちが良い。プロ野球巨人−阪神戦は阪神の完勝?これで面白くなったと言いたい所だが全然?クライマックスシリーズを勝ち上がるには4勝しなければならないが、阪神にその勢いがあるのだろうか?その結果はすぐに出る。バックネット裏でオバカな応援団が手を叩いている様では駄目だろう?
この道を多田院の清和源氏が馬を飛ばしながらどれだけ満願寺に祈りを捧げたのだろう?清和源氏が勇ましかったのは鎌倉時代迄と思っていたが、それも違うかもしれない。しかし満願寺は織田信長の伊丹有岡の城攻めの時、焼き討ちに会っている。その時、多田の源氏は何をしていたのだろう?圧倒的な織田の軍勢に為す術も無かったのだろう?この道はその時にも多くの軍勢が行き交って居たのだろう?
暫く住宅地のバス通りを歩く。大きな家が多いがこの地域の住宅地が開発されて30年以上の歳月が流れる。当然家主の年齢も高齢になっている。この地域も後10年すると介護施設のお世話にならないといけない人も少なく無い。
元気な人でも買い物や病院で不便になる。今はバスが30分に一本。通勤時には10分に一本。その利用者が減った時、この住宅地も車無しの生活が出来無くなる。今でもその予兆は出ている。日本各地の過疎と過疎候補地が問われている問題。
その解決策を行政は持ち合わせていない。中央官庁は更にひどい。その現実を知らないと10年先を生きる事は出来ない。その心配は無い?その時はその時?ところがそうでは全く無い事を政治家もマスコミも殆ど伝える事はない。
介護難民が漂流を始めた時、ほぼ全ての人が為す術が無い厳しい現実。その事を見据えた生き方が求められている?関係無い?イイエ、そうはイカのキンタマです。それでも社会保障費の増加に歯止めが掛からない。当然です。関係団体が既得権益で成り立っている。
政治を変えなければならない。発展途上国のエボラ疾病対策が急務?お役人の考えはその程度です。今この国でどれだけの人が惨めな生き方と死に方をしているのか?マスコミは殆ど知らせていない。だから関係無いと思っている?綺麗な花がその事を問い掛けていた。
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