昨日のハイキング?親父で無いと歩けないかも?違う。箕面の山は歩けない?
これが林道の法面(のりめん)。(人工的に造られた道の側面。)眺めながら歩くには楽しいが、この成れの果ては自然崩壊。この高さは低いからその対応は簡単?その程度にしか管理者は考えていないのだろう?そのうち歩く事も出来無くなる?(その時は改めて考える)その程度にしか考えていない。この先でその事を思い知る。
この道は一度歩いて見たいと思っていた道。ところが全くの期待外れ。林道から突き当たりの所で標識があるが、この案内が箕面の山で良く見かけられる。しかし、この案内はボランテイアガイドの物。一人で歩くには全く役に立たない?
その事をこの街の観光課に問い合わせた事がある。責任者は出て来ず担当の女性が対応して呉れた。その時の対応は悪くはなかったが行政の不誠実を痛感した。考え方の違いと言われればその通りだからこの先でもこの「案内」を見ながら恐ろしい道を歩いていた。通り抜けた先に「この道は危険」と書かれていた。アホか。親父はその道を慎重に降りていた。
ここ迄は眼を輝かしていた。入り口の林道から初めて見たのは夕方だったが園と木の印象は「不気味」「何処に行くのか分からない」。その印象は半分正解だった。あの時この道を歩いていたら「道に迷っていた」?今日は明るい道を歩いているのでその心配は全く無かった。ところが全く最低の道だった。「一人では歩かないで下さい。」?観光課の女性が言った言葉は正解だった。こう一度は歩かないに違いない?
ここにも「道標」(みちしるべ)はある。しかし役に立たない。その訳は最終の出口が表示されていない。この表示を辿ればどれ位で出口に到着するのか?それが一番求められている。その事が理解されていない。ボランテイア活動では役に立たない。その事を行政は認識していない。その理由も明解です。関係無しと考えている?
行く手を遮られているが道はしっかりとしている。しかしこのハイキングコースはガイドなしでは歩いてはいけない。道の分岐にある案内も「初心者」用ではない。もしこの案内を見ながら初めての人が歩けると思っているなら、考えを改めた方が良い。一人では絶対に歩かないで下さい。万一の時、間違いなく遭難です?(信じられない?)この先を見れば良く分かる。(だから歩かない)それも間違いです。
初めて林道を歩いた時、出合った叔父さんが親切に教えて呉れた道はこの道ではなかったに違いない。叔父さんは「眺めが良い」と教えて呉れたがそう感じたのはこの先、「一瞬」だった。ここ迄は何とかこれたがこの先の「二十二曲がり」はトンデモナイ道だった。この道を下から上がって来るのは「容易」ではない。
下に降りると「危険」と表示されていた。バカヤロウ。ここにはそんな表示は何も無かった。この道案内がどれだけ「いい加減か」良く分かる。それでもこの標識を辿りながら降りて行く。それはこの上で出合った叔父さんに「この道で間違いない」と聞いていたから?
それとも途中で引き返していただろうか?それは無かったに違いない。山を歩くと言う事。それは方角と地形が頭には入っていないと歩けない?途中で引き返す絶対的条件はその判断が早い事。散々歩いて道を間違えていると思っても引き返す事は出来ない。その決断は山を歩いている人でも間違う事がある。
見晴らしが良かったのはここだけだった。予想とは大違い。もう少し尾根道を登り爽やかな風を感じながら下ると思っていた。ところがこの先は一気に下る。眺望は無い。水が流れ下る道だった。メタボな体には適当な道だったかもしれない。
道は間違っていないが倒れた木が道を塞いでいる。これ位の障害は何ともないがこれがこのハイキングコースの実態を象徴している。バランティアガイドには丸太を切るチェーンソーも無い?それとも倒れた木でも勝手には切れない?木を跨ぎながらぼやいていた。
流石にここは道ではない。迂回路がある。
迂回路から見上げている。オバカは登らないで下さい。
ようやく谷に降りる。その先にとぼけた案内図があった。
悪路?危険?とぼけるな。この道を降りて来たじゃねえか?最初、林道で教えて呉れた叔父さんはこの事を知っていたのだろうか?それとももう一つ別の道があるのかも知れない?今日、山の中であった叔父さんも「地図を持たないと駄目」と言っていた。
何処で売っているのと聞いて見るとこの叔父さんもとぼけた事を言っていた。「駅前の観光案内所」それは親父も貰ったがあれは地図ではない。ハイキングガイドのマップ。何の役にも立たない。中山従走路でもそうだったが「本当のガイドブック」は自分で造るしか無いのだろうか?
箕面のハイキングコースだけでなく各地の山歩きは一人で歩くのだけは止めた方が良い。(親父は止めないけれど)コラ。この先も目的の「仁王岩」に出る迄は相当歩かなければならなかった。この平坦な道も小石が浮いて歩き難い。足を取られない様にゆっくりと歩いていた。ここ迄来れば先を急ぐ事は無い。
何の役にも立たない同じ案内?と思って通り過ぎたがここに左に降りる階段があった。しかし基本的には何の役にも立たない。階段を下りなくても少しスロープを下るだけ。反対に右の案内はここから歩くのは「駄目」と言うのでもない。
危険と言われてもこの先、この谷を登る他の道を案内していない。だったら行くか、引き返すしかない。恐らく行くに違いない。それ位の事が分からない?(分かっているが念の為?)アホです。(コラ)
目的地到着です。もう少し山の上の見晴らしの良い所にあるのかと思っていたが、全く違っていました。薄暗い山の登り口。しかし昔の人はこの大きな岩に畏敬の思いを重ねていたに違いありません。
今は殆ど見向きもされなくても何も感じず、堂々たる形を見せていました。これは立派な岩です。風雪に耐え医王(いおう)を見せつけていました。夢中になってシャッターを切っていました。これを見ただけで本日のボヤキもお終いです。
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