中山奥の院。参拝コースの右の尾根にハイキングコースがある。東尾根コース。
菩提樹の木。「これが?」そんな思いで見上げていた。閻魔大王様に叱られる。折角参道の「牡丹」の花に歓迎されていたのに?この先境内を通り抜けて奥の院参道に向かう。しかし参道の手前で気持が変わる。東尾根コースを登る。
最初に登った時、2度と登る事は無いと思っていた道を登るのは今回で3度目。何とも皮肉な話。しかし理由は明白。帰りの心配が無い?最後の登りの手前で住宅地に上がるとバス通りが近い。(何とも締まらない話)。親父の山歩きにお似合いのコース。しかし楽な道では無い。
左に行くと谷を渡り奥の院参拝コース。右の東尾根コースは殆どの人が歩かない。理由は奥の院参拝コースとしては一番しんどい。この道を歩いて中山山頂を目指すハイカーも殆ど居ない。理由?歩いてみれば良く分かる。最後の登りが一気には相当の脚力が無いと出来ない?
短い急な登りを駆け上がると視界は広がる。この尾根は文字通り奥の院参道東の尾根。この左右は谷。しかし右側は間もなくその谷も切れ住宅地がこの尾根の下迄迫る。尾根歩きをしながら不思議な気持になるのは家が近いからだろう?しかし、行き交う人は少ない。今日は6人だった。最初のカップルには駅迄の道を聞かれ、最後の親子連れ?は外人だった。この道を上からは楽に降りられるが下からは登りが続く。
尾根伝いの道は平坦になるが足元は草に覆われている所がある。ズボンをはいていれば全く問題はない。ただ足元には注意が必要。登山靴でゆっくりと山道を踏みしめて歩けば良い。下から歩いて来るとこの近くで一息入れられる。今日はお弁当。
右を見れば林の下は住宅地。しかし尾根は高さがあるので下に降りる事は出来ない。この先、住宅地はハイキングコースの下迄迫る。それでも敷地はがっちりとフェンスで囲まれ立ち入る事は出来ない。当然と言えば当然。ハイカーもそんな道は面白く無い?それは違う。単純にこの道の良さを知らないだけ。馬鹿にしているととんでもない試練が待っている。
この松の切り株に腰を降ろして休憩。斜めに切られているので座りは良く無い。木を切った人もそんな計らいはする余裕も無い?暫し風に吹かれながら握り飯を食っていると静寂の時が流れて行く。少し山に足を踏み入れただけでこんな時間を感じるのは何とも言えない。
この下は民家。石を投げたら怒られる。(絶対にしないで下さい。監視カメラが着いています。)本当?嘘です。ハイキングコースを歩く人のマナーも良く無い。しかしそれはハイカーの問題では無い。人としての生き方の問題。今この国は人口減少で移民の問題が問われているが、彼等の一番の問題はジャカマシさだろう?(コラ)
山の上迄宅地が開発されている。しかしここは広島の被災地とは全く違い土石流の心配が無い?理由は単純明快。谷の上に宅地が造成されている。広島の被災地の報道をマスコミはしないが天災は忘れた頃にやって来る?そうでは無い。
正確な情報を伝えないマスコミに問題がある。これからは女性の能力の活用?何をとぼけた事を言っているのだろう?男だ女だ?そんな時代を作り出したのはアンタ達だろう?これから景気回復?地方創生?拉致問題解決?口先ばかりで肝心な事を出来ないこの國の形。
財政破綻の心配は無い?そんな実態は何処に在るのだろう?それでも企業の法人税支払いの割合は3割?多くの中小企業は赤字で税金が払えない?ふだけるな。消費税10%も既成事実?そんな政府をこれからも支持するの?
対抗馬がいない?野党がバラバラ。それでもそれを良しとしているオバカなマスコミ。最近はテレビもバカバカしくて真剣に見ない様になる。巨人優勝おめでとう?ちっとも目出たく無い。なんだあのだらしない戦い方。それに勝てない阪神と広島の体たらく。それに比べると山は良い。自分のだらしなさを思い知らせてくれる。
この先は又明日。まだまだ道は続く。もうすぐ右に小学校があるがそこにも出る事は出来ない。オバカ?な校長名の朽ちた標識がある。「この先は小学校敷地です。立ち入らないで下さい。」ハイカーは完全に嫌われている。
この下には道路もある。その道路も学校の敷地だと思っているのだろう?そこにはフェンスで出れない。この間抜けな教育現場と行政の認識。この道をこれからどれだけの人が元気に歩けるのだろう?そんな事は何も問われていないのだろう?人の生き方もその程度になっている?確かに。山はそんな人の生き方をあざ笑っていた。
| 固定リンク
コメント