各地で大雨被害。他人事の様に伝える報道は一体何?ニュースの裏を知れ。
中山寺奥の院から引き返している。先週、中山従走路の山道は長かったがその下りも遠かった。昨日確認してみると最寄りの中山観音の駅から奥の院迄は山道で整備はされているが長い登りが2キロ強。普通に歩いて1時間弱は掛かる。
その事が全く理解されていなかった。この参道は今でも多くの信者と地元の人がお参りをしているが、関西人の多くは知らない。中山観音の信者ですらこのお寺さんの歴史の重さは知らないに違いない。
増してや宗教の大切さを理解出来ない多くの現在人に理解され訳が無い。「死んだら終り」そうでは無い。どう生きるかが問われている事を知らないだけに過ぎない。いずれその事を思い知らされる。
日本人の平均寿命が延びて素晴らしい?何と馬鹿げた事をマスコミは伝えているのだろう?現在どれだけの年寄りが介護施設、老老介護、自宅介護で悲惨なお迎えを待っていると思っているのだろう?この国の未来は明るい?
オバカなお坊ちゃま大臣がそう思っているだけ。そのうち彼等がその事を一番思い知るに違いない。生き方を変える。考え方を変える。空海の教えは宗教ではなく哲学に違いない。そう考えながら廻りの景色をゆっくりと眺めていた。
この道を歩いた多くの人はただ純粋に「観音様」のお参りの為に、長い歴史を刻んだに違いない。観音信仰が現在では安産祈願で全国的に有名になっているが、安産のお守りと共にこのお寺が人々に教え導いた多くの教えを親父は知らなければならない。
参道は左が旧道。今はこの入り口は住宅地のコンクリートの壁が迫っている。参道の雰囲気を感じるには右の道の方が良いかもしれない。上の道案内は上から降りて来た時に見る事が出来る。一見新道の方が歩き易く見えるが勾配と滑り易い道は大差ない。
この東尾根コースは登山靴でないとしんどい?まだ登っていないが道は険しい?中山山頂への道は一般向けコースは途中迄奥の院の手前迄は同じ道を辿る。その道も今回紹介した様に楽なコースでは無い。山頂迄3キロ。約90分。
そこから大阪方面(満願寺の標識)に歩くと快適な稜線の山歩きが出来る?出来ない。結構しんどい。ただ気の合った仲間とゆっくり歩けば最高に楽しいに違いない。最後の急な崖を足元に気を付けてゆっくりと降りる。
住宅地の近くに出て満願寺は近い。そこからバスに乗れば中山から2駅先の雲雀ヶ丘花屋敷の駅に着く。歩くのに自信があれば住宅地(満願寺方面)には出ないで更に山道を下れば素晴らしい最明寺の滝を見て山本の駅に出る事が出来る。ただこのコースは道案内が出来る人が居ないと心細い。親父もやっとこのコース理解出来る。
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