昨日見た最明寺川。川底は水が少なかったけれど上流の滝を見る。
ここは聖地です。阪急山本駅から川沿いの道が分からなかったが、方角を定めて歩き出す。川の流れは途絶えていたが川沿いに道は延びていた。その道も住宅地に突き当たると方向が分からなくなる。見渡すと女性が登って来る。「ラッキー」
親切の教えてくれる。言われた道は分かり易かった。ところが写真を撮っている間に忘れてしまう。女性の後を追い掛けていると振り返って間違いを合図される。直進では無く左折だった。その先は山の中に分け入る。予想以上に感動の道だった。
この橋は渡らない。対岸で和尚が待っていたが滝道だけを聞く。
水が少し流れている。谷の高さが浅くなり水が近くに見える。
山門が見えて来る。この先は最明寺境内。橋を渡って右に行くと滝。その横に本堂がある?この先に行くには一度滝迄行って引き返さないといけない。初めはその事が分からなかった。この先にその案内があるがガイドがいないとその意味が分からない?
ここから滝迄は遠くなかった。ただ歩いていて身が引き締る。この道はチャラチャラした気持では歩けない。行き交う人は居なかったが張りつめた空気は充分感じられる。親父は
滝の横にお堂がある。ここは滝そのものが信仰の対象に違いない。親父はこの後引き返して中山頂上を目指すが、所要時間が分からなかった。それでも黙々と歩く。後で考えて見るとこの先は整備されていた。
ところが途中で親子連れに合い通り抜けるには2時間掛かると言われて引き返す。それでも話を聞くと行き先が違う。再び引き返す。最初に引き返したその先に分岐はあった。
そこには案内図は無かった。右に進む。正解だった。意外な事にこの上に住宅地があり滝の水もこの上を流れていた。生活排水が流れ込んでいるので川の水は綺麗ではない。この上に何故か川西市の飛び地があった。
山の中に立派な砂防ダムと階段があった。急な階段でも息を整える程でもなかった。目的の満願寺がいきなり現れると思っていたがそれは無かった。山を抜けると新興住宅地に出る。山を抜ける前に聞いたバス乗り場を探していると中学生2人組に会う。そこに満願寺があった。バス乗り場もそこにある。詳しい場所を聞いていると連れて行ってくれる。本当に礼儀正しく良い子だった。立派に大きくなれよ。激励をする。
この道で正解だった。この先は民有地の別荘の中の立派な砂利道を抜ける。その先を道なりで進み突き当たりを下ると「不動明王」だった。そこには寄らず左に進む。その先で親父の来た道を逆に戻る婦人と出会う。道は間違っていなかった。
ここが満願寺山門。山の中に在ると思っていたが住宅地が迫っていた。門前にはバスの停があった。道を聞いた中学生の一人が案内してくれた。バスは1時間に2本。出た後だった。駅迄の距離を聞くと2キロ。歩くかと思いながら道を聞いて見ると心配そうに教えてくれる。親父の体型を見ながら心配してくれたのだろう?優しい。
折角だからバスを利用する事を考え目の前の山門を潜る。立派で広いお寺さんだった。バスの時間が気になってゆっくり見れなかったので改めて出直す。バス停に引き返すと近くの親父が声を掛けて呉れる。思いがけない親切に感動。知らない所に知らない人の生活があった。近くにこんな所がある事を知った喜びは大きかった。
明日行けるかな?境内も広い。近くにこんな所がある事に眼が輝いていた。
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