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2014年7月24日 (木)

昨日歩いた道。歩けなかった道を歩く。昨日出合った人は居なかった。

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阪急宝塚線「雲雀ヶ丘花屋敷駅」大阪の私鉄、JR、地下鉄の駅名の長さで「天神橋六丁目」より長い。ただこの駅で降りたのは今回で2回目。昨日が1回目。驚いた事にバス乗り場はこの連絡通路の先にあった。出口は前と後ろに有りもう一カ所は反対側だった。

何処の駅でも良くある形は改札口は1ヵ所。出口が2ヶ所。この駅は違っていた。しかもバス乗り場は大阪側。タクシーは宝塚側。最初は訳が分からなかった。処がネットで調べてみると最初の駅名は花屋敷だけ。隣の住宅開発で出来た駅が雲雀ヶ丘。何と駅の距離は400m足らず。その駅が統合され長い駅名になっていた。

スイスのインターラーケンには西と東の駅があるがここの様に近くではない。1、5キロ。グリンデルワルトに行く時に乗り換えたのが東駅。古き良き時代とも言える一番近い駅も今は統一されて出来たのがこの駅だと知る人は少ない?

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ここは以前はお屋敷街でした。今は住宅地としてこの上の丘が開発されている。驚いた事にこの近くの丘は住宅地に山の上迄開発されている。昨日長く話をして盛り上がったNさんも一山越えた新興住宅地。でも住宅ローンは終えていた。

高度成長の時代は私達の生活環境を一変させている。その場所に連続して出掛ける。しかし少し足を延ばせばそこには里山の生活があった。ただ人の生活に明るさがなかった。それが無念だった。今日歩いた道は源氏の武将達が馬で駆け抜けたに違いない。時代は何も変わらない様で大きく変わっている。

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優しい中学生に道を聞いたのが一昨日。そのガードレールが左に見える。この道の突き当たりを左から歩いて来た。明日はもう一度この道を歩いて見ますか?この道も快適な山道だった。唯、道の案内は少なく分かり難い。もう一度歩けば安心して歩けるに違いない。

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3日続けてこの石段を上がり2日続けてこのお寺さんにお参りをする。全く知らなかった歴史が大きく見えて来た。最近の子供達どころか多くの大人が知らないこの国の過ち。明治維新の時代の流れを華々しく語る人は多くても「廃仏毀釈」(この言葉もむつかしい)を語れる人は少ない。

時代の大きな流れの中でその指導者の過ち。日本神道をこの国の国是とし中国、インドから伝来の仏教、仏道を破壊する。何たる罰当たりな国民?そうでは無い?明治の国造りの愚かさがそうさせたのだろう?歴代天皇がこの国にどれだけ仏教を広めたのかどれだけ知らなかったのだろうか?そうでは無い。国民が愚かだったのだろう?

明治から大正、昭和の歴史を知らないで「美しい国」をどう宣伝出来るのだろう?この国は確かに美しい。しかし指導者は又、間違いを繰り返すのだろうか?そろそろも少し賢い生き方をしなければならない?無理だな。

北陸新幹線。地方を公共企業で活性化?地方の人達はそれでも自民党を支持するしか無いと思うのかい?都会の人間も同じなのかい?ただ東京、大阪は公明党の支持が無いと惨敗?東京は違うってかい?読売巨人軍だもんな。

そんな事で経済の活性化を信じるのは格差の勝ち組?それも長くは続かない?東京の天変地異はその前触れです。(コラ)2度お参りをした聖武天皇が全国に造らせた「摂津国満願寺」も今日は暑い暑い夏の日差しの中でひっそりとしていました。

 

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このお話しは感動です。最初叔父さんに説明を聞いた時は何とも思わなかったが、よくよく考えて見ると武士の世の哀れを感じていました。現在では命のやりとりは出来無いけれど、人の生き方も自分の過ちを思い知らなければ変えられないのかも知れない。興味があれば満願寺、美女丸で検索して下さい。

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満願寺から多田神社迄は歩いて1時間。気持の良いハイキングコース。昨日同じコースを歩いているので勝って知りたる道。横のゴルフコースを見ながら今日はコースに立ち入らないで歩いていた。

歩行者の安全を考えて何処のゴルフ場でもその対策はきっちり取られている。最近は聞かないがゴルフボールが直撃をすると大怪我をする事がある。それ程の怖さを知る人も少ない?手にしている天然水を飲みながらおにぎりに食らい付いていた。

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途中で山道に降りる。この道も昔からの道?多田の武士達も馬で一気に駆け抜けていたのだろう?多田迄の道は快適だったが途中で住宅地の中を歩くのでアスファルトの照り返しで汗が滴り落ちる。それでも何ともなかった。多田迄の道は意外に遠い。この先は又明日。

 


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