箕面公園 滝道終点からビジターセンター迄片道6キロ 歩きました
箕面滝道は片道2、8キロ。往復すると6キロ弱。親父の足でも楽に歩けるが今日は老夫婦と一緒に歩く。お母さんは元気だったが親父さんは両手に杖を持ち、一生懸命に歩いていた。親父さんはは汗をかきながら一生懸命に歩いていた。親父が声を掛ける。「お母さん、どんどん歩いていますね」親父さんはそれでもにっこりしていた。
行きは滝道から府道に上がりその道を歩いて目的地到着。(箕面ビジターセンター)帰りは中央から左の林道を歩く。この才が原林道。劇的な道でした。途中から歩行者も通行禁止。アホか。通行禁止なら最初から歩かない。
通行禁止部分は中央上、左に曲がる部分。その下の「才が原池」の近くで親切な人に会って、左の谷を下ったのは先週。でもそれが正解だった。ここ迄上から降りて来て通行禁止はない。林道管理を馬鹿にしていた。
箕面市商工観光課にクレームを付けたのは正解だった。この道は親父でないと歩けない。ビジターセンターの管理人もその程度の話も出来なかった。行きの谷道は老夫婦とゆっくり歩く。滝から上の駐車場に上がる道は名古屋から来た年の離れたカップルと一緒になる。
滝道は快適だった。平日で歩く人は少ないが老夫婦はしっかりと歩いていた。親父もこれから年を重ねて行く中でその事を忘れてはならない。これからどんなに立派な事を口にしても最後の決めては「歩ける力」。その事が今以上に問われる時は近い。
ここから上は久し振りに歩く。一人で黙々と歩いていると長く感じる道もカメラを手にしていると様相は全く違う。立ち止まって写真を撮っていると老夫婦に追いつかれる。この道をカップルで歩く人も少なく無いがグループで訪れる人も少なく無い。
紅葉の頃はこの辺りは多くの人並みですんなりとは歩けない?一度もその時に出合っていないので断定は出来ないが予想は出来る。今の時期にこれほどに緑が美しい景色が錦に染まれば、感嘆の思いは当然すぎるに違いない。ただ人並みは覚悟しなければならない?
到着です。でも今日の目的地はここではない。この滝の水もこの先のトンネル工事で水脈を絶たれポンプで流されている。今はそんな水量でもこの谷で警察所長が命を落としている。台風の大雨でこの谷が濁流と化す事現在人は知らない。
滝ツボに近寄ると水しぶきが舞っている。マイナスイオンが満ちている。ゆっくり歩いて来ても汗をかいているので心地好い。辺りを見回していると番人が居ました。レンズを向けても無視している。親父の迫力に負けたのだろうか?それは無い。
野生の猿。でもこの滝の主です。きちんとポーズを取ってくれる。親父と違ってすっかりおとなしい。ただエサはやってはならない。以前は多くの仲間がいたが今は観光客がエサをやる事が禁じられている。犬でも猫でも猿でも人間のペットでは無い。仲間として親父は受け入れられていた?
府道43号線に出る。この道は何度か車で走り抜けた事がある。それでも記憶に残っていない。ここからビジターセンターは遠くは無かった。川沿い(谷側)の道を歩きながら疲れは全く無かった。流石足を鍛えた?甲斐がある。ビジターセンターの先に勝尾寺がある。ここには千里中央からバスが来ている。一度そのルートで来てみますか?(休憩)まだまだ続きます。
マップで見ると遠くに見えるが目的地は近い。殆ど人と車に出合わないが全く合わない訳ではない。いろんな人が居る。色んな考え方の人がいる。そんな人と何気ない会話が出来る能力は我ながらニンマリ。
ところがビジターセンターでは会話が噛み合ない。異端児はお呼びではなかった。ただこれも思惑の範疇(はんちゅう)。誰も自分の仕事のやり方にケチをつけられるのは面白く無い。ただ親父の辛口は帰りの林道で証明される。ひどい道だった。親父は苦笑していた。言っている事に間違いは無い。関係者の自己満足に苛立を隠せなかった。
ビジターセンターは以外に質素だった。展示室は立派だったが親父は殆ど興味がなかった。一番聞きたかった事はこの広い国定公園の分かり易さ。多くの関連機関との連携。そして広報と宣伝。もっと多くの人が足を踏み入れられる環境づくり。そんな話はどだい無理だった。ここの管理者は大阪府。ただ管理は丸投げだった。親父の知識も全く足りない。帰り道。途中迄来た林道を通りながらその事を痛感する。
このふだけた看板。これは先日引き返した時には無かった。才が原林道。何処が管理しているのだろう?通行止めとは言わせない?この件は明日詳しく書きます。
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