暑い日差しの中を歩いて来ました。(ウソ)森林浴をして来ました。
箕面の滝道を歩いて来ました。実際はまだ歩いた事は無いドライブウエイに抜ける道を歩く。一度歩いて見たかった道。意外な光景が広がっていた。
滝道は直進。この橋を渡ると山を登る。この道は余り歩いていない。(途中で引き返している)この橋の正面で閻魔大王が待ち構えている。
この道はドンドン高さを稼ぐ。この上に駐車場がありそんなに歩く事は無いと思っていたが、この散策の道は心地好かった。ゆっくりと足元を踏みしめながら登って行くと眺望も開けて来る。車道への道は意外に遠かった。
登って来た道。心地の良い道。腰の手術をした叔父さん(歳を聞くと親父より3歳若い)にこの先の道を聞く。車道に出る道は遠くは無かった。
谷の対岸に展望台が見える。この高さ迄歩く事も楽ではないがこの展望台の方が高い。気持的にはリハビリの叔父さんが歩いていた様にこの道はもう一度歩いて見たい。今年の夏の楽しみが出来ました。
フェンスに道案内の紙がパスケースに入れられているがこれでは流石に歩けない。
歩道は全く無い。この立て札も意味が分からない。関係者が分かれば良いと思われている?この道の通行量は流石に少ないが右側を歩く。当然正面から車は来るので右端で立ち止まる。この道が整備されたのは今から半世紀前?その当時は車の数も多くは無かったが秋の行楽シーズンは大きく渋滞する。ハイカーも歩くには歩道が整備されていない。
箕面の豊かな山。でも谷は深く正面の山も踏み込む事は難しい?行基がこの山で終の生活を終えた時、ここ迄来る事はあったのだろうか?この深緑の低い山も谷が深いのでなかなか人の進入は許さない?ただ険しさは無い。行基の体力が残っていたらこの山を極める事も容易だったかもしれない。親父には無理だな。静岡藁科川の上流で見た山を思い出す。あれから18年の歳月が流れている。
車で走り抜ける人は景色を楽しむ余裕は無い?本当にこの素晴らしい景色を楽しむ為の道を整備しなければならない。この先に薄汚れて誰にも見向きもされない様な看板があったがここは紛れも無く明治の森記念公園。
明治の森?とは殆どの人が知らないが、明治100年記念事業として東京高雄の森と大阪箕面の森が指定されている。その事をこの道を歩きながら歩道も整備されないのかと情けなく感じていた。
今迄はがむしゃらに働いて来た親父世代は、これからこんな道を歩かないといけないのか?冗談では無い。この先、車道を歩くのを止め谷に下る。ところがその谷は地獄谷。地獄のてっぺんから奈落の底に一気に下る。綺麗な深緑に認めていたらいきなり外人と出会う。こんな不気味な谷を何を求めて歩いていたのだろう?
ここは歩きながら顔をしかめていた。不法投棄をする馬鹿。その看板を汚す馬鹿。その監視カメラの看板。その先の道は整備された道は車は通行出来ず。車道は下を走っている。この道はこの先迄通じていた。何の為の誰の為の整備された道。案内の看板は何も無かった。
歩道は造るのは難しい?そんな事にお金を使っても何の役にも立たないと思っているのだろう?道は整備され国土強靭化とか言われても、地方の国定公園を走る道は歩道も無い。人生80年とか90年とか言われても元気に歩ける年齢は限られている。その程度の事を考える人も多くは無い?
ここから地獄谷を一気に下る。このてっぺんは明るいが下に降りるに連れて暗くなりカラスが頭の上で不気味な声を鳴らす。カラスにも最高位の位があり八咫烏(ヤタガラス)は太陽の化身とも言われている。ただこの谷の不気味さは紅葉の時は天国に変るに違いない。それ程の絶景は改めて。
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