日差しは初夏。お出掛け先が中之島「バラ園」?
久し振りの中の島公園。初夏の様な天気。五月の連休明けだから初夏でもおかしくない。以前はここはカップルのデートコースだったが、一時期ホームレスの薄汚い親父達に占領されていた。今は行政が管理し綺麗になっている。全国各地の公園がきれいになっているが、その時代背景を知る人も少なくなっている。
中の島公園に来ていつも見上げる建物がこの中央公会堂。明治の相場師(株仲買人)岩本栄之助に寄って建設された。現在多くの経営者が多くの言葉を尤もらしく語るがそんな人は居ない。財政がどんなに不足しても自分達の懐に入れても吐き出す事を知らない現在の経営者には真似をする事が出来ない。世界の恵まれない人達に寄付する?それも大事だが彼らの頭にはこの国の貧しさは無いのだろう?景気回復?その前にこの明治の遺産に手を合わせたまえ。
のんびりと歩いていると大川(旧淀川)を吹き抜けて来る風が心地好い。と言いたいが今日は悪臭が鼻突く。この川は中之島で二手に分かれているので正確には「土佐堀川」この川は少し上流で横堀川が流れ込んでいる。水質は改善されてもドブ川が流れ込んでいるのは変わりはない。横堀川は南の道頓堀川に繋がっているが水の流れは殆ど無い?水の都と言われた面影はこの大川に辛うじて残されている。
それではバラ園入園です。この公園でこの展示が行われる様になって古くは無い。年に2回行われるこの行事は都会の真ん中で美しいバラが見れる。唯、意外にバラの樹は大きく無い。バラの花言葉は花の色で替わると言われているが、何と言っても黄金の色はこの深紅に違いない。100万本のバラは無理にしても100本の深紅のバラを貰って不快に思う人は居ないに違いない?
もっと多くのバラの花を見る事が出来ましたが、親父にとってこの時が夏の始まりです。今年の夏は始まりが遅いと言う予想もありますが親父的にはそうは思いません。オバカな政治家が国を離れて、多くの事を更にお馬鹿なマスコミが伝えている。多くの人には今、問われている事はそんな事では無い。その事は明確にならなければ痛感出来ないのかも知れない。
今、問われている事。それは政治的にも経済的にも難しい事でもない。口先で尤もらしい事を語ら無くても「優しく心安らかに生きる」その程度である事を思い知らなければいけ無いのだろうか?そう考えていた。
40日足らず前には満開の桜も今は深緑の青葉です。競馬の青葉賞は過ぎましたが来月の1日はダービー。競馬を知らない人でもこの日を知らない人は少ないが、このダービー馬の重みは計り知れない。それでも競走馬の勝負の厳しさが分からない人にとっては「どうでもよい事」に違いない。どうでもよい事がこれからこの国を変える?
この放水は1時間に2回行なわれる。00と30分。
少し椅子に腰を降ろして手にして来た「四千万歩の男」を読む。
放水銃の水しぶきの下に虹と大阪ビジネスパークが見える。大阪再開発。大阪の地盤沈下の歯止め。大阪の多くの期待と再生を賭けて完成したこの地域の広さと建物、ビジネスマンの数には眼を見張る。
ただ残念と言うか見通しの甘さと言うか大阪北とのアクセスは今イチ?それよりも新幹線、関空、伊丹空港のアクセスが今イチなのかも知れない。この地域のディベロッパー(開発業者)がパナソニック(松下興産)だった事も影響している?それにしても近くに行ってみるとクリスタルタワーの凄さに感動する?
水しぶきの落ちている先の低い建物がホテルニューオオタニ大阪。大阪城観光の1等地。でもその場所も今は関西人でも知らない人が多い?この場所が中の島公園の最先端。公園はここから淀屋橋の御堂筋迄。ここに来ると外国人でも感動する?
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