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2013年7月31日 (水)

徳島「発心の道場」も残り2つ。雨上がりの道を進む。

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この看板を見た時には近いと思っていた。ところが遠かった。距離にして10キロを超える。自転車でこれ位の距離は平坦な道なら問題は無いが、この先からずーと緩やかな登りだった。途中で叔父さんに道を確認しながら村を抜け峠道を不安げに歩いていた

 

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写真では自転車を押して歩く様には見えないが、この登り坂ずーと続いている。翌年(去年の春)この道をバスで下って来た時は快適だった。(懐かしかった)この道は昔から徳島阿南から高知市内を結ぶ土佐中街道。この道を昨年の秋、高知からバスで逆走する。徳島と高知の国境はバス路線無し。親切な宿の青年に送って貰う。

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田舎の風景を見ながら故郷を思い出していた。

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やっと緩やかな坂を登り詰める。どれくらい歩いただろう?予想外の道にふて腐れていた。近いと思っていた場所がそうではなく山を大きく迂回していた。

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ここからは下り。雨上がりの山を見ながら一気に駆け下りる。

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峠を下ると次の札所は近い。カッパを脱いで場所を確認していると近くの高校生が声を掛けてくれる。「何かお困りですか?」ありがとう。確認です。短い言葉の中に優しさを感じる。高知の「修行の道場」で女子高生が電車の中で虫除けスプレーを掛けたりしていたのと大違い。感じの良い青年だった。

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昨夜は雨が降り川の水は増えていた。

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到着。緩やかな峠を越えたので予想以上に時間が掛かる。

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次の札所薬王寺が徳島「発心の道場」区切りのお寺。今回の目的はここ迄。この看板を見ながら思案に暮れる。国道55号線20キロ。次の札所で自転車共お別れ(ママチャリ持っては帰れない)。嬉しい事に2泊した「そわか」の若女将が車で取りに来て呉れる約束になっていたが20キロは遠い。

そこで考えたのは近くの駅に置いて電車で行く。(流石賢い)正解だった。この先は峠道。自転車では大変だった。電車でトンネルを抜け、峠道を見ながらニンマリしていた。帰りにその峠道を車で走ると電車で来た事を喜んでいた。しかし歩き遍路の人はこの道を越える。空海がこの道を歩いて越えた時は命懸けだったに違いない。

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山門を潜ると再び雨が降って来る。カッパを着て参拝。納経所で近くの駅の場所と下りの時刻を聞く。お寺の奥さんは「電車で行くの?」そんな顔をしていた。親父を歩き遍路の人と勘違いしたのだろう?電車の時間はほぼ1時間待ちだった。

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大師堂にお参りをして踵(きびす)を返す。近くの駅(新野)は意外に分かり難かった。☂の中をカッパを着てゆっくり自転車で駅を探す。分からない時は地元の人に聞くと殆どの人が丁寧に教えてくれた。駅には電車到着の30分前に到着。駅前に喫茶店があり自転車を預かってもらう。

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この駅は「新野」ではない。この時はすでに電車に乗っていた。信号待ちで停車していた。

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徳島最後の遍路寺「薬王寺」近くの道標です。ここから次の札所最御崎寺(ほつみさきじ)迄は90キロ。歩いて3〜4日掛かる。空海はどれ位掛かったのだろう。道無き道を切開きながら海沿いに室戸の岬を目差したのだろう?何の為に?

悟りを開くためだったと言われているが、真言密教の教えはそれほどのものではなかったに違いない。その事を次に訪ねたのは半年後だった。(それで分かったのか?)分かる筈が無い。それでも電車とバスの乗り継ぎの旅は心の汚れをはぎ取ってくれた。それは又改めて。

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薬王寺山門。

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