先日カメラと体調のトラブルで引き返した道を歩く。
いつも見慣れた近くの南天。一度うまく撮りたいと思っていたがこれではどうだ。
先日引き返した1つの要因。カメラのオートフォーカスが機能せずこのプレートが撮れなかった。大阪環状線西九条のホームの反対側から出ている。
川の下を隧道が通っている。川の両岸にエレベーターがある。この前はこの先で腹の調子が悪くなり引き返す。今日はOK。目的地に向って進む。
これがエレベーターのある建物。歩道橋を造ると川を船が通るので高くしなければいけないからだろうか?
高架橋は阪神なんば線。この路線の完成で近鉄大阪難波駅と阪神尼崎駅が繋がる。
この路線の経済効果は今イチでもこの路線のお陰で奈良から神戸。そしてその先の姫路のアクセスは大幅に改善している。同じ事が近鉄奈良線と京都地下鉄烏丸線の相互乗り入れでも便利になっている。しかし経済効果は今イチかもしれない。
西九条の次の駅、弁天町は近い。
弁天町で環状線に乗り、数駅先の芦原駅で降りてバスに乗り、ここは大分南に下がっている。この路面電車は南海高野線(汐見橋線)。この高架も結構古い。手前と向こうの道が交差していない(高架になっていない)意味が今イチ良く分からない。よく見ていると面白い。この先で上の道と合流する。
津守神社。ここに在った事が記憶に無い。神様は国家の発展と国民の繁栄を守護?誰がそんな事を信じるのだろう?(信じている人も要る。)イヤイヤそんな罰当たりな事を言ってはいけないのだろう。
津守神社の境内。本殿へのお参りはしなかった。こんなに近くに神様が居てどうして守ってくれなかったのだろう?それが残念で怨めしかった。
花が手向けられていた。胸が詰まる。自殺と処理した警察は国家権力ではない。その事をどれだけ当事者は認識しているのだろう。お粗末な初期捜査。その経緯を警察はどう関係者に説明し納得の行く捜査をしたのだろう?その事を私達は知らなければならない。
全てがそうだとは言わない。それでも事件の処理の拙さに権力の介入を問われても仕方ないだろう。警察はそれだけ信頼されている。その事を忘れてはならない。その思いを噛みしめていた。
事件から3年が過ぎる。昨年両親の告訴が受理されたが初期捜査の拙さはどうしょうも無い。ご冥福を祈ります。そして何時迄も西成のマザーテレサでいて下さい。これからこの国は変ります。貴方の献身的な優しい想いは必ず実現します。そう思っていました。
又来ます。この看板を見上げながらそう思っていた。近くの団地の上層階からこの川を見下ろしていたのが今から10年以上も前だった。その頃は一生懸命に勉強していたのだろう?親父はその時この先の川を見ながら何を考えていたのだろう?野田阪神から市電に乗ってここ迄来ていたのはほぼ半世紀前。これからはそれだけの歳月の半分も生きられないに違いない。夕日が看板の上だけを照らしていた。
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