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2011年8月23日 (火)

今日は20番札所迄 鶴林寺は550メートル山野の上

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徳山市内から小松島に入る。恩山寺は少し山道を歩く・これくらいの坂でもしんどい。しかしこれは予兆の始まりでしかなかった。この後、鶴林寺(20番所)はこんなもんではなかった。5キロの山道。しかも急な登り坂。

昔、歌っていた「若者達」の歌詞を噛み締めていた。「君の行く道は果てしなく遠い。だのに何故歯を食いしばり(息絶え絶えに)君は行くのか、そんなにして迄」後でお見せします。それ程に苦しい550メートルの登りでした。

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空海が晩年母親をここで孝行しました。

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19番札所 立江寺 りっこうではない。たつえ寺 ここから20番迄が遠い。しかし、本当にしんどい(息絶え絶え)の思いをしたのは山の登り始めてだった。覚悟はしていたが、自転車を押して上がるのは無謀です。ほとんどが車。歩き遍路も少ない。それ程の難所でした。焼山寺(しょうさんじ)より長くて苦しい?

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ここ迄田んぼの中の道を3キロ位漕いでいる。ここから上り坂。休憩です。

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静岡掛川で見た風景に似ている。今も変わらない日本の原風景。空海が見た風景はビニールハウスは無く田んぼの区画整理、放水路の整備もされていなかっただろうが。

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この時点で親父は疲れていた。難しい顔をしている。しかし、これはホンの序の口。山登りの苦しさはこんなもんではなかった。その難行を知る由もなかった。

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やっと見えて来ました鶴林寺20分 そして一息入れたい道の駅10分 
しかし、この表示の時間は車での時間。鶴林寺の下に辿り着いたのは小一時間の後。
鶴林寺は登りが5キロ。3時間かかる。車がどれだけ便利か?そしてどれだけ遍路道を嘗めていたかを思い知らされる。これから山道の様子ご覧あれ。本当に2度と出来ない体験となりました。解説無しで一気に行きます。

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立江寺は19番札所 なんかこの看板よく見なかったがおかしい。しかし、鶴林寺は間違いなく5キロ。山野の。遍路道が近いの直線的に上がるから。当然、自転車は通れない。(道幅はあっても階段が多い)

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上のガードレールの道を行く?嘘でしょう。嘘ではありません。

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汗が滴り落ちる。それでもここはまだ始まり。2、3キロ先で「すだち」の手入れをしていた親父と話をする。年寄りの手間賃にはなるが生活の支えにはならない。若い世代は給料が生活の糧となっている。

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親父が大阪に来て2番目にやった仕事のモノレールがすだちのの急斜面を走っている。親父さんは姉貴と同世代。日本の地方の老人達は全く元気です。

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先人が石垣を組んで平地を造り、杉の苗を植え手塩に掛けて植林した杉林がこの有様です。日本の農地も山林も漁村も過疎で、生産物の価格は下がり山が荒れ、農地が放置されている。それでもこの国は生きて行けるのだろう。四国山地の過疎の村で豊かな村がある。いずれも共通している事は優れたリーダーが居て、生きる術、現金収入の農産物を生み出している。お役人は何を考えてこの国の豊かさを築こうとしているのだろうか?この喘ぎながら歩いて来た道で、山が荒れている事が1番悲しい。
空海はこの現実をどう見ているのだろう?中央集権の利権集団、叩き壊される事は無い。そろそろ、生き方を変えないと間違いなく多くの過疎地は消滅する。

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こちらはきれいに植林された杉林。今、個人でこのような手入れは難しい。
何故?杉の価格が安くてお金を掛けられない。お金を掛けないと杉の値打ちは更に落ちて売り物にもならない。その対策、ヒントは共同経営だろう。それでも都会人にはこの現実が分からない。原発の光と陰も安全神話だけが繁栄の礎となっている。
親父達はその事をもっと若い世代に語らなければならない。空海も弘法大師と言われるより、一人一人のこの国の形を案じているに違いない。それとも「やっぱり」とせせらぎの笑いを噛み締めているのだろうか?意外にそんな処かもしれない。
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やっとの思いでどうにか到着。本当の最後は尺取り虫のゴールでした。この気持ちを忘れずに生きて下さいと空海が笑っていた。しかし、どんなに苦しくても車では来ないで下さい。それ程のお寺さんでした。大泉洋さん、それくらいの事を語らなければダメです。心臓もパンク寸前。しかし、親父さん。良かったね。やる時はやりましょう。

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明日はロープウェイに乗ります。西日本最大の高さ。スイスの悪夢は大丈夫?

この看板もよく見ないと勘違いする。徒歩1、5キロは間違いではない。

しかし、歩いて登る所迄12キロ。今日よりきつい登りが待っている。

どうしたかって?決まってる。ロープウェイ乗り場に直行です。鶴林寺で紹介された宿は道の駅に併設されたリニューアルオープンしたばかりのきれいな宿。ここから川沿いに予想以上に遠い。地図で見ると太龍寺の丁度反対側。那珂(なか)川は親父のチャリ姿を見ていた。(まだ?遠いなあ。そんな感じ。川は無視していた。)

道の駅、道の宿 到着 写真明日公開します。

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では遅くなりました。明日は7時起床。少しはゆっくり出来そうです。とてもいい宿でもう一泊するかも分かりません。それ程に疲れました。空海(弘法大師)が修行した現場をゆっくり見ながら、今回の徳島(発心の道場)の遍路道を終わりたくなりました

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