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2011年6月 6日 (月)

若い頃行った六甲山 久し振りの芦屋川

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20(はたち)前に来た時このケーブルに乗ったと思うのだけれど記憶に無い。
まさか歩いて登った訳でもないだろうに記憶が飛んでいる。その所為でもあるマイに階段とケーブル車内の傾斜の違いで方向感覚が狂いふらつく。情けない。

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鳥の巣の中?親父何処に迷い込んだ?(ヒッチコックの世界です。)まさか。
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これでお分かりか?(ますますわからん。種明かしは?)
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おもろい展望台でした。これだけ?そうこれだけ。他にも色々見せ場はありましたが昼間の姿は歓楽街の姿と同じ。夜になると照明と下界ののネオンの海が幻想的に浮かぶのかな?親父ももう少し若かったならここで淑女を口説けたに違いない。(アホ)

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正式名称は六甲しだれ(自然体験展望台)。天気が良くて空気が澄んでいれば阪神間と大阪湾が一望出来る。中は上には上がれないが檜(ひのき)が仄かに香る室内でのんびりすると、雲の流れとひんやりした六甲の風を感じられる?どうかな?

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昼間の景色はこの程度。これで見物料300円は高いだろう。それだけお金が掛かっているのだろう?期待外れではなかった外観。期待外れの中身。良くある話。だから面白いのだけどね。この歳になっても進歩はないのかも。?最後のその事を思い知らされる。

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六甲牧場のジンギスカンは有名。久し振りに食えるかなと思ったけれど、ビールを飲むと顔が赤くなるので辛抱する。食ったのはこれ。さすが親父。カレーと聞いただけで戦闘モードにいる。キーマカレーが黒い。飯を崩してからカメラを取り出す。

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完食。さすが親父。水を飲んでいない。味は期待以上。サラダもスープも悪く無い。専門店ではないのでこの程度で上出来と思いきや、全て合格点。コーヒーを出すタイミングと味も結構でした。

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見た目はインスタントの感じで砂糖2個、ミルクも入れるが味は悪く無い。

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お店の外観も良い。平日でもお客は結構多い。待たされた甲斐は在り?

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お店の近くの庭。近くの城跡公園の芍薬(しゃくやく)が散ってしまったがここは蕾み。(つぼみ)誰もが見つめては呉れない事に気付くのは何時の事だろう?誰もが通り過ぎる堅いつぼみの中で、開花の時は何時の事だろう?(分かりまシェン)

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暫く見ぬ間に松の木の上迄に成長している。この時期に見た事は無かったけれど、赤いバラは散ってしまったのだろうか?7年前の秋から春迄、この道を君に助けられながら黙々と歩いていた。それからの時も容易ではなかったけれど、お陰様でこうして祝福されている。芦屋川の道は大きく変わっていたが、君の美しさはそれ以上かも。

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この公園もすっかり整備されたけれど、あの時この公園で雨露を凌いでいた叔父さんは何処に行ったのだろう?景気対策。震災復興、福島原発の収束とか言われるが、一番大切な事が忘れ去られている。それは何?人事みたいに考えている事。

全てが突然失われた時、人は何を支えに行きて行くのだろう?一日も早い復興。その言葉が虚ろに感じられても、政治家は為す術を知らない。次の政権、総理が求められても主義、主張の異なる人が己の利益の為に連立をするのか?信じられない。

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車道の一角を占領してもガードレールでしっかりガードされている松の木。根元に置かれたバラの茎が大きく伸びている。親父のボヤキを首を傾げながら笑っている。(親父さん。親父さん。家康の生き方を学びなはれ。ぼやいても様はない。)

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道に迷った時何時でも来なさい。生きる事は理屈でもボヤキでもない。言う迄もなく綺麗事でも口先だけでもない。困難に打ち勝つ事。それは逞しき意思と燃える情熱。それを支える健康な体。わしの木肌と必死に巻き付いているバラの枝を見なはれ。

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親父が7年前に働いていた時、お昼の食事を何回かした公園。始めの頃の数回だけで翌年の3月末迄はボイラー室の真ん前のテーブルで食事をしていた。それでも弁当とカップ麺が食える事が何よりの楽しみだった。あの頃を忘れてはならない。

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南国西表の花を感じさせる。名前は分からない。美しさに引き寄せられるけれど。よく見るとケバケバしい。(ごめんなさい)花に責任は無い。花の盛りは一時。その時が今なのかもしれない。目的の前の職場を見て引き返している。

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外国人の邸宅。どんな人がどんな生き方、生活をしているのか、知る由もないが外壁の外の花がその事をさりげ無く教えている。多くの事を語る前に自分の為に何が出来るかを語れ。人の為?被災者の為?そうではない。自分の為です。

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久し振りの道。高村光太郎の歌に「僕の前に道は無い。僕の後に道が出来る。」と。その歌の中に僕から目を離さないで守る事をせよ。と言っているが甘ったれるでない。父の気魄は既に無い。この遠い道程を雄々しく突き進む糧は、己の両手でもぎ取るしか無い事を、地面すれすれの花がクビを投げ出して教えている。

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