今年最後のバラが渾身の美しさを見せています。
梅雨の晴れ間と言いたいけれど、うっとおしい曇り空。☂の心配は無いだけ。そんな親父の思いを気遣ってだろうか?今年最後のバラが渾身の美しさを見せている。バラの盛りの時を親父は知らないのかもしれない。そんな思いをアダ笑っているのかもしれない。少しピンボケになっているのはその代償でしょう。
これはバス停のポンポン草。正式名称は知らない。親父が子供の頃、ニワトリのエサやりが当番だった。この柔らかい草を刻み米ぬかを混ぜて水で少しなじませて与えていた。あれから多くの年が流れたがこの草は何も変わっていない。真ん中の芯が親父そっくりの顔をしている。(まさか)このピントはばっちりです。
JR伊丹駅近くのナゴミヤ 西君渾身の茶美豚ロースカツカレー 850円。ロースカツが揚げたて。湯気が見えますかな?。カレールーを掛けながらゆっくり味わっていると至福の時が過ぎる。ボリュームたっぷりのカレー。
ゆっくり口にしていると少し離れた入り口近くの青年が「お代わり」と口にする。「ゲー」これをお替わり。いくら何でもそれはと顔を横にして声を掛ける。「お代わりとは凄いですね」青年は爽やかな顔をして「昼飯抜きですから」
それでも気持ちの良い風が吹いている。このカレーをお代わり出来る豪傑。それが普通の青年だった。美味い物を気持ち良く食える。それが本当の美味い物。楽しい事は多くは無いけれど、美味い物と気持ちの良い空間はざらついた心を癒して呉れる。
このプランターの花達は見る人の関心は意識されていない。それでもその美しさは花を愛する人達が真剣に考えられている。見る人がどんな思いで見てくれるかではなく自分達がどれだけその事に情熱を注いで楽しめるかだろう。それで良いのです。
それで良く無いと思った事は政府と日銀の景気判断。
今年の景気は回復基調にあったが3月11日の東日本大震災と福島原発事故の影響で今年度の経済成長率は0。来年に2%前後の成長が期待できるとか。ここ迄は希望的観測に過ぎないが特に問題はない。
問題はその鍵は電力自給にあり、このまま原子力発電の停止が進むとその成長は難しい。そのため原子力発電の安全性を高め、一日も早い原子力発電の再開を進めるとか。それが政府と日銀のコメント。空いた口が塞がらない。私達は何時迄こんな間抜けな人達に国の重要施策を任せるのだろう?
原子力発電の停止、点検を再開するには福島の事故の収束。それどころか避難している人達の保証も出来ない政府、電力会社に何処の誰が協力するのだろう?札束でひっぱたけば何とでも出来た過去の安全神話が吹き飛ばされた今、同じ轍は踏めないだろう?総理は間違いなく今月末でクビ。
他の人がやっても同じでもけじめだけはつけなければ政治家としての責任が果たせない。今回の事故は完全な人災。その責任を政治家が取らないのはおかしい。次の総理は今回の事故に直接責任が無かった人がやらなければならない。
全てが出直し。今迄の責任者がどんな顔をして安全対策が口に出来るのだろう?それが出来なければこの国で原子力発電は出来ない事を思い知らなければならない。電気が足らなければ足りる方法を手にしなければならない。夏の高校野球もテレビ中継無しで実施出来るか?そう言う生活が求められている。
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