季節が変わる 人の心も変わる 親父は変わらないのか?
もうすぐ薫風の時。毎週定例の大阪西区の岡崎橋交差点。ここから北に曲がると靭(うつぼ)公園。公園の桜も満開の時を過ぎこれからつつじの時を迎える。故郷のミヤマキリシマをまだ見ていないが、久住高原のつつじを見る事はあるのだろうか?
交差点のつつじがこれだけ美しいのは、先日迄の気まぐれの雨が汚れを落としているのだろう。予想以上の開花が無ければもっと心を和(なご)ましてくれるのだろうが/。花が開いていない方が美しいのもつつじの特徴? それは違う。ミヤマキリシマの燃え上がる紅の絨毯(じゅうたん)は息を呑むに違いない。
岡崎橋の交差点を渡って何時もは直進するが、今日はそのまま左折。カレーうどんのお店「得正」に向かう。ケーキのお土産無し。何時ものパターンが崩れる。何で?親父の気持ちは微妙。それでも気持ちの切り替えは早い。得正は休憩中。中西は寝ていた。料理人が喉を痛めて元気を無くしていたが親父からカツを入れられる。
このお店も今月一杯で経営者が変わる。そうすると親父がこのお店を覗く(のぞく)事は無い。久し振りに近くの経営者のもつ鍋の店「暖家」に足を向ける。この建設中のマンションが真新しい。
もつ鍋のお店で雑談だけのつもりが3品のメニューを口にする。モロキュウ、キムチ、牛たたき。予想以上の味にニンマリ。今月一杯で得正のカレーうどんは食えなくても、このお店のもつ鍋が食えれば、又違う景色が見れるだろう。別れは出会いの始まりです。嘆き悲しむ事は無い。無情の想いが新たな歓喜の歌に変わる時、五月の空は鯉のぼりの季節に変わる。雄々しく逞しく男らしく生きましょう。
街は大きく変わっている。2段の高速道路が交差するこの道が出来て久しい。しかし今回の東日本大震災が関西を襲えば、ひとたまりも無いだろう。都会の交通網と仕事のやり方は今迄の延長では成り立たなく成る。こんな都市を作り上げたツケを誰が払うのだろう。その当時者は今、何処で何を考えているのだろう。近代的な街造りが今見直しを迫られている事にどれだけの人が気付いているのだろうか?
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