お花見も済んだし家でおとなしくしている。
人の生き方は様々です。被災地の事を考えると今年の春は本当に心重いが、何でも自粛はどうかとか行き過ぎは良く無いとか、消費ムードが悪くなるとか、色々言われても今年の春がこれ迄の春とは大きく違う事は、誰にも否定は出来ない。
想定外の事が起きて大切な人を失い今尚、被災地で不自由な生活を強いられている人の事を思えば、俺から始まる苦難の道は避けては通れないのだろう。尊い人の命が失われても他人の事だと思えば人はこれほどに無情の生き方が出来るのかもしれない。
それでも間違いない事は今年の夏、これ迄経験の無い電力不足。西日本は関係ないと言われても東日本の事を考えると経済界、景気に与える影響はボクシングで言えばダウンブローの様にじんわりではなく、強烈にダメージを与える。
その対策が今、検討されているが総論賛成核論反対のこの国の風潮を考えると、難しいかもしれない。その為にも福島原発の一日も早い放射能汚染の終息が求められたが津波の桁違いの被害の前には未だに為す術が無い。それなのにあのとぼけた会見は何だろう?
原子力発電のリスクの大きさを思い知らされても尚、原子力発電は地域住民の支持を受けると思っているのだろうか?その事を思い知らされる前に福島原発放射能汚染を一日も早く終息させる責任の自覚はあるのだろうか?それが長引けば東日本の復興は難しい。そう思う。常識は非常識。未知への道は今、問われている。
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