ハクモクレン 紅もくれん?自然界の美しさと人間界の浅ましさ
会社のモクレンの花が白ばかりと思いきや薄紅もある。画像では確認されないが鳥に中を突つかれた花びらもあるが、春まだ浅い空に拳を突き上げている。人の無力さを痛感する被災地のニュースを見ながら、同じコメントの繰り返しに溜め息が出る。
親父が昨年の桜が散ってから見守っていた幹が、どうにかつぼみをふくらませる
枝葉の先は養分が行き渡らずに枯れても、根元に近い処の昨年伸びた枝葉から芽吹いている。今年の冬は本当に厳しかったが被災地はそれもこれから始まる。
言葉では言い表せない生きる事との格闘。多くの苦難と試練の道は続くけれど、何時迄も立ち止まる事は許されない。当事者で無いと分からない多くの壁に頭をぶつけながら、それでも前に進むしかない。前に進めた者だけがなんとか生き残れるとしたら、何と無慈悲な話しだろう。生きる事はそう言う事かもしれない。
| 固定リンク
コメント