雨水の時を過ぎ一気に暖かくなる しかし、春の訪れは?
何も変わらぬ黄金の日の入り。しかし、内外共に災害、紛争、混迷、事故は絶えない。人事と思っている事が何時、何時(なんどき)我が身に降り掛かる事を誰もが意識していない。そんな事を考えていたら生きては行けないのだろう。
5日見ぬ間の君の姿に変わりはなかった。左のつぼみは昨年の猛暑の被害が痛々しい。それに比べて右の美しさはどうだろう。これだけの近さでもその差は小さくない。運不運の境目はお天道様にも分からないのかも知れない。
上の画像を起こして(左90度反転)見るとその違いが良く分かる。それでもどちらのつぼみが綺麗な花を咲かせるかは、断定出来ない。上のつぼみもこれだけ違う角度で見ると、花びらに締まりがない。下向きに咲いてこそ綺麗な姿を証明している。
左を上にして見て下さい。それが上のつぼみの本当の美しさです。どうでも良い?そう。そんな品の無い姿に惑わされている。もうすぐ山茶花の開花の時が終わる。去年も多くの姿を見せてくれたが、今年は昨年の猛暑の爪痕が重なっている。
満開の時は既に過ぎ、花びらを落とすだけ。しかし、今年の花びらは何故か、揺らしても落ち難い。これも昨年の猛暑が影響しているのだろうか?まさか?そう、そのまさかです。猛暑で葉先が焼けた時、植物の遺伝子が変化したのだろうか?凄い。
昨年迄はここ迄花びらを残してはいなかった。満開の時が過ぎるとあっさりと花びらを落としていた。花びらが固い葉っぱと共存している。花びらが簡単にくたばらないで緑の中で同化している。今年の不思議な景色。親父の生き方に新しい風が吹いている。明日は3月下旬並の暖かさとか。しかし、暦に早送りは無い。
山茶花の花ですらこれだけの学習をしているのに、人間様はどうなのだろうか?あれだけ声高に叫ばれた政権交代、これだけ誰も願っている景気の回復と雇用の確保。肝心要の基本的問題がお馬鹿な論議で改善が無い。
それだけではない。何も前向きな改善をしないで何かが変わると本当に信じているのだろうか?余りに今日的課題に真面目に取り組んでいるとは思えない。それでも嘆く事は何も無い。自分の生き方を変えればこれほど面白い事は無いのかも知れない。
デジタル対応大型テレビはいかがですか?親父はまだ楽しみな番組に遭遇していません。そんな時、すっきりする行動は音楽を聴く事。それもクラッシック。この大型画面の迫力は、それを鮮明に映し出す景色と魂を揺さぶるオーケストラの旋律に違いない。間抜けな人間様への鉄槌は意外に近いのかも知れない。
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