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2011年1月31日 (月)

夕日が夕日が  夕日がどうしたの?

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帰りの電車。何故か一杯。通勤客ではない遊びの帰り?
それもチョと違う感じの見慣れぬ顔が多い。
男より女性が多い。どの顔も携帯とにらめっこをしている。

始発駅でほぼ満席。流石につり革に下がる人はいないが、親父の指定席には座れない。先頭車両の一番前。運転手の後部座席。3人掛け。1人しか座っていない端に座る。この席は2人掛けのシートの時、1人で座っていたら途中で乗り込んで来たデカイ兄ちゃんが、体をゆらしながら狭いスペースに座られた事が在る。

「このやろう」とぶつぶつ言ったら開き直られ、引きずり出してやろうと思ったが、デカイ野郎で流石にそれは出来なかった。相手も何を思ったか写メを撮る。殴られるとでも思ったのだろうか?バカタレ

そんな嫌な思いをした席で、あの出来事以来、座っていない因縁の席。
座る所が無ければ仕方ないと腰を下ろし、前を見ると若い女性が親父の様子を窺っている。?と思いながら顔をよく見ると大して美人でもない。(オイオイ)
知らない人だったし、普通の人で無視する。(コラコラ)

普通でなければどうする?にっこりするかな?(気色悪ー)
鞄から眼鏡を取り出し何時も手放さない「レ、ミゼラブル」のページを開く。
読み直し2回目第4巻も最終章。

しかし、疲れを感じてすぐページを閉じ眼鏡も取り込んで眼をつぶる。
下車する駅は遠くはなかった。
電車を降りるとホームの向こうで夕日が爆発していた。

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こちらは朝日。親父はバスの運転手?残念でした。乗客です。最前列の珠に座れる一等席。昔、バスガイドのお姉さんがマイクを握ってニコニコしていました。
親父がやると半分眼を閉じている乗客が、固まるでしょう。止めて下さい。悪い冗談

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それではこれでどうだ。(どうだと言われても運転手がバックミラーに写ってるだけでしょう?)見えますか?見える訳が無い。言ってみただけ。そうです。愛想の無い運転手が発車オーライの時間待ちです。7:25分出発進行。駆け込み乗車に見切り発車。少し位待ってやっても。(それをやるときりがない)

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山茶花の花も今朝の寒さで機嫌が悪い。下の影は葉っぱが邪魔している。
大阪の寒さも今朝は一番の冷え込み。噴水の水は出していないが池の水も凍っている。
山茶花の花びらもドライフラワーです。悪戯をするには未だ満開の時が邪魔をする。

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堅い莟が舌を出して笑っている。「夕焼け、こやけの赤とんぼ、追われて来たのは何時の日か」酒を喰らいながらあざけりの眼をしていた輩は今は居ない。人の世の移ろいは糾える縄の如しと言われても、知る由もない。この固いつぼみも花びらを散らすときも遠く無い。何時迄も在ると思うな親と金。無いと思うな罪と罰。(古い)

そう古きを訪ねて新しきを知れ。古きを知らずして新しきを語るな。尤もらしい顔をして山茶花のつぼみに舌を出して笑われている。本当の意味で生きる事とは何かと問われれば「美しさ」でしょう。醜く生きるな。生きる術を知る事は美しく無ければ手にする事は出来ない。そんな言葉をささやいています。生きる事は美しきかな?

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