電車の中で写真を撮られる 写真撮るなら景色だろう
色づいた葉っぱが音も無くハラハラと落ちて行く 秋は進む 今日から師走 この桜の色づいた葉っぱが落ちてしまうのも遠い先の事ではない。電車の中でカッコ悪いと言われながら写真撮られる。帰りの電車。
原因は狭いスペースにデカイ兄ちゃんが、声も掛けずに当然の様に座った事に、親父が小言を言う。引きずり出されると思ったのか、車内でぐずぐず言うので次の駅で降りろとカッコをつけると、携帯で写真を撮られる。
馬鹿野郎、何もしていないだろう?この前のおっさんと云い、おかしいのが少なく無い。写真コンテストでも腕ずくしでも負け無い。心配するな。大阪に来てから殴られた事も殴った事も無い。(自慢にはならない)。
孤高の親父 まだ若い 気持ちだけ 体の衰え 年を考えなはれ 葉っぱの片割れが今年の暑さでへばっている メタボな親父も兄ちゃんとの殴り合いには勝てないだろう?やってみないと分からない。(やめて下さい。手を出せばアンタの負けです。)
ASAHIの缶コーヒー新製品 ゆるみの極み このキャッチコピーよろしいなあ ホンマぎすぎすした心の緊張感を緩めて、すんませんの心 ありがとうの気持 苦虫を噛み潰した表情を解放しなはれ。不快 非礼 無礼はお互い様 アンタも同じ穴の狢
師走の空の面影は枯れ葉が少なくなった事ぐらい。よく見えないハクモクレンのつぼみが花開く時、皮肉にも早春の寒さが体を震わせる。マダマダ時間は沢山。怒りが込み上げた時、レ、ミゼラブルの主人公の生き方を思い出せ。親父にはその事が問われている。苦難の時は必ず解放しなければ苦しみに、打ち勝つ事が出来ない。
懐かしい地下鉄の駅 深江橋 緑橋 そして高井田。親父が18から22の時迄、野田阪神から市電を利用していた。今の様に喋れたら苦労はしなかっただろう。当時の大阪はセピア色の青春の街だった。あの頃の貧しさを思えばこの豊かさは何だろう。
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