« 暖かい朝です 明日から大阪も寒くなる?予報 いよいよ今年もカウントダウン | トップページ | ベリーナイスなクリスマスイブ?発想の転換 »

2010年12月23日 (木)

鎮魂歌 安らかに高らかに君の思いは永遠です

Img_4891

東京の明治神宮 大阪の住吉大社 通称関西人は親しみを込めて「住吉さん」と呼ぶ
大阪西成の今池から阪堺電車(路面)で来る。停留所近くのお菓子屋さんで有名などら焼きを買う。どら焼きと侮るな。ふんわりとして味が違う。

6個入り1000円。安くは無いけれどそれだけの価値はある。1個は池の鴨を見ながら食う。2個はお土産。1個は親父の食後のお菓子。(計算が合わない?)案ずるな。バラで4個買っただけ。ちゃんとしたお土産を買わなかっただけでした。

Img_4864

境内は思いの外広く無い。 これで初詣の人出を考えると雑踏警備の腕の見せ所かもしれない。正面第一本宮、奥に第二本宮、一番奥に第三本宮、右に第四本宮がある。親父も知らなかった。神様は年末の為?お出ましには成らず。空席でした。

Img_4886

ここで若くして亡くなった西成のマザーテレサと言われた若き女医先生の遺徳をしのび黙祷。西成の渡船場の水はこんなにきれいではなかったけれど、これからも貧困に立ち向かう人々を見守って下さい。多くの無念な思いも必ず報われる事でしょう。

Img_4878

人通りの絶えた橋の上も初詣の時は様子が一変する。それでもこの太鼓橋、傾斜がきつい。足元が悪いと転けそう。信じられない?それではお見せしましょう。

Img_4871

人の世もかくのごとし。奢れるもの久しからず。どんなに事実を押し曲げたとしても、どんなにわが世の春を謳歌(おうか)したとしても、何時迄も人を欺く事はできない。天地人。天知る地知る人ぞ知る。己をどんなに欺いたとしても心の安穏は無い。その事をこれから思い知るに違いない。人の道に外れた生き方にはその末路も又、哀れである。神も仏も信じなくても人としての道を踏み外してはならない。その事を教えている。

Img_4890

祈りの心 古代神話を信じるとか信じないとかそんな問題ではない 古代の昔からこの国の人達は神に畏敬の念を持って生きて来た。農作物の出来が全てに優先し、病は直す事が祈祷でしかなかった。今はお米を感謝して頂く心が無くても生きて行ける。でもこのしめ縄を見たまえ。この大木を抱きしめ愛おしんでいる。見て見ろ。この樹は枯れ木ではない。

Img_4866

この大木もいつかは朽ち果てる。その時、この建物をなぎ倒したとして誰も文句は言わない。それだけの生きた歳月に敬意を表すだけだろう。

Img_4853

大阪西成の中を紀州街道がはしっていました。これは新たな発見でした。この道の東側が大阪の南北の大通り堺筋。親父が大阪に来た半世紀前、路面電車が大阪駅前から天王寺迄走っていました。通天閣、動物園前、そして酔いつぶれた親父達が転がっていました。この通りにも今はその面影もありません。

Img_4854

野宿からの脱出。生活支援の輪も広がっているがこの画像の反対側が、前来た時に見つけられなかった公園。大勢の人がたむろしていた。流石に親父でもカメラは向けられず。それでもなんだか差し迫る緊迫感は無い。それなりに生活が出来ているのだろうか?

現代、大阪市内の生活保護世帯は日本一多い? 大阪西成、東京山谷 昔はドヤ街と言われたが今は貧困がビジネスになると言われる。福祉の最終の目的は自立でも今は再生の時を手にする人は多くは無い。

Img_4855

大阪南から堺浜寺公園を結ぶ路面電車。この電車も乗客が少なく廃止の時が近い。市電は廃止されても沿線住民と通学の足はこの電車が確保している。それでも赤字が続けばそれも風前の灯(ともしび)かもしれない。住吉さんの前で二股に分かれる。

Img_4895

ここは天王寺駅終点。親父が若いときの侭。久々に見た大阪南の街作りは激変していた。

Img_4902

Img_4904

Img_4903

商業施設の立て直し。若い頃 中学の同級生とデートした陸橋も現役でした。

Img_4901

この先の市立病院も建て直されてすっかり街並が変わっている。親父に優しかった事務局の播磨さん。元気だろうか?注文は取れなかったけれど訪問に何時も優しく対応して暮れた。ありがとうございました。元気ですか?もう引退ですよね。悠々自適の生活祈念しています。

Img_4900

この左の建物がJR天王寺駅。親父が入社間もない頃、この街を歩いていた頃は右の建物は無かった。その他は何も変わらず。道路の右から左の流れの悪さが良く分かる。左の道路幅を広げているが、右の歩道橋下は変わらないのだろうか?

大阪の街造りのお粗末さはアメーバーの様に延長された地下鉄網を見ると分かる。今日、大阪梅田の通り抜けを試みて案の上アウト。地下鉄梅田のデカサを見ても通り抜けのサービスが求められても可笑しく無い。おかしい?そうかな。一回歩いてみて下さい。地下と地上の回り道、どれ位有ると思います?知らんでしょう。その程度です

|

« 暖かい朝です 明日から大阪も寒くなる?予報 いよいよ今年もカウントダウン | トップページ | ベリーナイスなクリスマスイブ?発想の転換 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鎮魂歌 安らかに高らかに君の思いは永遠です:

« 暖かい朝です 明日から大阪も寒くなる?予報 いよいよ今年もカウントダウン | トップページ | ベリーナイスなクリスマスイブ?発想の転換 »