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2010年12月29日 (水)

夏の日の思い出 スイスの思い出

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今年の夏の暑さは各地で観測史上最高とも言われたが、佐伯の駅を静かに発車する特急。その後ろ姿を見送りながらデジタルカメラを抱えていたのは、お盆の混雑が始まる前の閑散としたホーム。1人で墓参りに帰り汗を滴らせながらお墓の掃除をした。

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ウサギ追いし彼の山、こぶな釣りし彼の川 夢は今も巡りて忘れ難し故郷。志を果たして何時の日にか帰らん。山は青き水は清き故郷。ベートーベン ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 作品57<熱情>を聞いていると過ぎし日の思いが込み上げて来る。ベートーベンもこの曲を作りながら何を考えていたのだろう?

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田舎のお寺は静かだった。そして暑かった。この枯れ掛けた幹を見ながらこの樹の生命力に仰天していた。枯れ木寸前の親父にこれほどの力強さは無いが、大好きなベートーベンピアノソナタ熱情の鍵盤を叩き付ける命のほとばしりが、静かに吹き上げていた。

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車窓から見える風景は何も変わらず、この道を走った遠き日の帰省の時を思っていた。又、あの時と同じ独りぼっちになったけれど、哀しみも溜め息も無く在るのは命だった。その命もその内くたばる。そのとき故郷の山や川は暖かく迎えてくれるのだろうか?余命幾年(いくとせ)と問うて首を振られたあの無念の思いは、今では消え失せている。

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スイス グリンデルワルト この景色がインターネットで見れる 今は雪景色 スイスの四季は日本と同じなのだろうか?ライブ画像には雪景色が写っている。右端の山を廻り込んだ処にアイガー北壁が在り、ユングフラウヨッホはその山をトンネルで抜ける。展望台下の食堂で身動き出来なかった親父でも景色には感激でした。

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浅田次郎記念プレートの丘から見たアイガー北壁。天気に恵まれ感動の景色でした。

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ホテルに上がる道 高級感は無かったけれどレストランの叔父さんアコーディオンの演奏でエーデルワイスのリクエストに応えてくれる。サンキュウでした。

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撮影チャンスはどうでしょう?中々動く車内からのこのショット簡単ではない。サンモリッツからイタリアティラノの鉄路は驚きでした。この区間冬期も運転。除雪の量が半端でない事は夏の景色から想像出来ない。

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グリンデルワルト駅前の花壇 さり気なく密やかに それでも上品です。

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クライネシャイデック駅 グリンデルワルトから上り下りの電車はここでユングフラウ行きの電車に乗り換える。高度調整。それでも一気に富士山の高さ迄登ればメタボな親父はダウン。皆、元気だったなあ。

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これからユングフラウ展望台に向かいます。車掌さん、切符の改札はやったのかな?

昨夜ここ迄でブログの作成がトラブり中断でした。原因不明。しかし、同様のトラブルはこれで2回目。結構いい加減。お詫びのメッセージも何も無い。文明の利器は本当に進歩したけれど、それを管理する人の在り方は余りにお粗末。その程度にしか対応が出来ないのだろう。これから続きです。

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夏山の始まり。2人でハイキングコースの確認中?ここからどれ位歩くのだろう?一見安全そうに見えるこのルートも歩き慣れたハイカーでないとガイドが必要?

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迫り来る山塊 画像ではよく見えないが手前の雪渓の先がウオーキングのコース。その先は大きくえぐられた谷。落ちたらひとたまりも無い。落ちる危険性はない。それでも柵などは無い。自己責任です。

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これからアイガーのトンネルに入る。親父の画像はここ迄しかない。登山鉄道はトンネル内で5分間停車する。そこに横穴から北壁の外が見れる展望台が在る。親父はここからじーとしていた。この時は動けたが横の幼い子が体調の変化を喚いていた。姉さんの子供のオーバーアクションを妹がなだめながら皆で苦笑していた。子供は正直です。

暫くの後、電車は動き出すと登りから下りになる。トンネル内の両側は岩盤がむき出し。暫く走ると終点。薄暗い中を廻りを見上げながら前の人に続く。さっき迄ぐずっていたがきの姿は見えなくなっていた。親父も無言になる。

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これは君の画像 親父は下の食堂でインドの女性と唯、ひたすらに時の経過を待ちながら時々、近くの景色を眺めながら呼吸を整えていた。(情けなー)。オーバーです。インドの女性とヒマラヤの話をしていた?それも無い。彼女も無言だった。

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ホンマに元気や 天気快晴 しかし一旦視界不良になるとここ迄は上がれない?女性の左に立ち入り禁止のロープが見える。天上界の風景?左上にスイスの国旗が見える。

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これがユングフラウ、ヨッホ?見ていないので分からない。こうして見るとアルピニストの凄さが分かる。どんなにお金を積まれてもこの頂に立てる人は限られている。世界でどれ位居るのだろう?見ているだけでゾクゾクしてくる。

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冒険野郎は何処にでも居るのだろう。このハングライダーはも少し低い所だった?

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クライネシャイデック駅 ここ迄下がると元気になる。電車乗り換えの時間を利用して食事。この絶景も見納め。しかしこうして画像で見直すともう一度行きたくなる。けれども、これだけの天気に恵まれる事は余程の生き方をしないと無理かも。

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世界文化遺産 アレッジ氷河?ユングフラウヨッホの観光でこれだけの景色が見れたのも環境についての自然界からの啓示(神、又は超越的存在より真理、又は通常で知り得ない知識、認識が開示される事。ウィキペディア、フリー百科事典)だろう。

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国旗が証明 新田次郎の「孤高の人」はこの山をどんな想いで仰ぎ見たのだろう?見ていないかもしれないけれど、この君が撮ってくれた画像を見ているとそんな気がする。雲一つない空。もう少し山塊を撮っていたらベストアングルだったかも。(失礼)。動けなかったくせに。あざけりの声が聞こえる。でもあれで充分満足でした。

この日はもう一泊して親父の旅は終わる。6日間の旅。全ての日が天気に恵まれてパーフェクトでした。親父のつぶやきはスイスでも変わりませんでしたが、その度に機嫌を取られて、又、反対に子供の頃の逆襲を受けていました。

泣きたい気持ちで帰って来た旅もこうして見直すと、2度と経験出来ない最高の旅だったのでしょう。本当に感謝しています。旅の最高のおもてなしは何と言っても景色と天気、そして飾りの無い裸の付き合い?今度は彼女と行って下さい。

次はどこに行くかな?

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