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2010年12月26日 (日)

寒さも一服 穏やかな年の瀬 有馬記念も終わる

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今年も残り少なくなりました。今日は有馬記念。来週は箱根駅伝。その次の日曜日は愛知県伊良湖の思い出の砂浜を踏めるかな?名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実一つ、島崎藤村に歌われた伊良湖の岬は名古屋港の入り口、出口です。

年の瀬は何かと慌ただしくなりますがこの歳になるとその感覚も無くなり、あっと思う間もなく新年を迎えて又、年を重ねるのでしょう。その年の瀬に無為の言葉を嘆く事無く、歓喜の歌を高らかに歌える時は無理かもしれないけれど、今年も大過なく過ごせた日々に感謝しなければ罰が当たるでしょう。

最近、罪と罰そんな言葉の重みを感じる事も少なくなりましたが、人が思いの侭に生きる事がどれだけ大変であるか、この時期に今一度かみしめてみる事も意味の無い事では無いかもしれません。今年の生き方は大過は無かったけれど余りに無策、その事を競馬場で予想新聞眺めながら、痛感していました。来年は1念発起、乾坤一擲(けんこんいってき)生き様を呼び起こさなければ成らない。国も地域も会社もその事が問われている。

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上がスタートして間もないポジション争い。下がゴール前。15番が差し切る。2着は内の馬。一番は人気薄。2番は上位人気。三着は9番。予想の一番人気は着外。予想とはその程度の物。年の瀬の風がゆったりと流れていた。これは阪神第3レースかな?動いている物を捕えるのは難しいけれど、馬番が確認出来る。

会社で現役の頃、勝ち馬投票劵をマークシート用紙で作った頃の厳しい規格を思い出す。人に見易く機械には認識されない印刷設計。投票用紙のサイズ、眼で見る管理。色々在りましたなあ。競馬場の検品。品質保証。今はその仕事も役目を終えている。

たかが競馬、されど競馬です。親父が23の夏、初めてこの地に立って多くの年月が流れている。後、どれ位元気にこの地に立てるか分からないけれど、当時と比べて競馬場も本当に綺麗になりました。綺麗にならないのは現実の生き方だとしたら、どうする?それも又、人の世の果敢なさでしょう。

静かなクリスマスの夜、インターネットの「親父のつぶやき」でスイス、グリンデルワルトのライブ画像を見ながらベートーベンの第九「合唱」1942年のライブ録音をフルトベングラー指揮ベルリンフィルの放送を聞いていると時空を超える感がして来る。今は居ない人の息遣いが聞こえて来る。第九のイメージが全く変わる。

このベートーベンのシリーズは初めて知りました。一度やってみたかった事、それはワインを飲みながらクリスマスの夜にベートーベンの「第九」を聞く事。ワインはコーヒーとケーキに押し切られてまだ口にしていませんが、その思いは半分達成。やりました。このcd1500円。お薦めです。曲調もワインがぴったしハマりそうなバラード。スローテンポが心の琴線に必ず響く事でしょう。

年の瀬はこれも親父の好きな「激情」を聞きたい。梅田のタワーレコードのガイドに何番か聞いてみよう。もし知っていたら教えて下さい。音楽を聴く喜びは長い間封印されていた気がするけれど、それも自分の寂しい生き方だったのだろう。

音楽家として一番大切な音感。それを失っても尚、作曲と指揮の情熱を失わなかったベートーベンの生き方は、必ず聞く人の心に感動と歓喜の思いを重ねて呉れるに違いない。新年になると恒例のウィンフィルのコンサート。これは教育テレビで聞き逃せない。

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