今日は良い天気です。商品配達の間、遊んでいます。
昨日の雨で季節が進んでいます。これからは昨日のように半袖のウエアーでの行動は無理かも。夜の買い物でスイスで着た薄てのジャンバーに手を通しました。関西の秋を実感するのは例年、11月の中旬ですが今年は何処でどんな秋が見れるのでしょう。近年、秋の日を愛でる事は本当に少なくなりましたが、車で出かけた多くの紅葉の名所は今年はどんな顔をして、どんな人にどんな表情を見せて呉れるのでしょう。
紅葉の秋は艶やかさの中に多くの憂いの表情を見せてくれますが、一人で秋の感傷に浸れるのは未だに出来ていません。これからも余程の事がなければ無理かもしれません。息をのむ美しさは、反面それだけの覚悟がなければ見れないのでしょう。今迄見た秋とは違う感動の秋は今年も無理かもしれません。無理でしょう。多くの事は努力すれば叶うと言われますが、人の心の危うさは秋の空と同様で移り気なのかもしれません。
関西の秋の魅力はなんと言っても京都、奈良の観光名所と名刹、庭園、境内でしょうが、親父は偏屈だから少し違って山、川、野原です。全山紅葉、川面に映える赤い紅葉、すすきの穂で風になびく野原、そんな秋を今年は探しに行きます。行けるかな? 今年はそんな景色を切り取ってカメラに収められると幸せでしょう。人の思いは様々でも共感できる思いは自然の美しさでしょう。
多くの人が海外に憧れ足を伸ばしても、国内の厳しい自然との向き合いは段々、出来なくなっています。これからは都市の生活はますます窮屈になり、ストレスが溜まる事でしょう。そんな時そんな思いをみじかな人に投げかけるのではなく、足の向くまま気の向くままの旅が出来ると最高でしょう。
昨年は日本全国の鉄道路線、歴史で巡る雑誌を48号までそろえる事が出来ました。九州大分佐伯の地を後にしてもうすぐ半世紀が過ぎます。あの時18時間掛かった旅は今年の夏、5時間に短縮されていました。それでもどんなに便利になったとしても、心の中に大きな空洞が空いていました。
この歳になってやっとその思いに気が付きました。今更遅いと言われてもその穴を埋めるべき時は時間が解決してくれるでしょう。これからの生き方はその事に尽きると思えば、今、頻りに多くの人が口にする「地方の時代」の言葉の意味がひと事では無いのかも。
商品が着ました。置き場所は片付けていたので置くだけ。電源を入れて冷える迄の音が意外にうるさい。「大丈夫かな?この音、本当に暫くしたら消えるのかな?」心配になってきた。音が消えないとこの音は結構、気になる。耳障り。これからコンビニに出掛けてきます。
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