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2010年7月 2日 (金)

一週間前は飛行機の中 11時間は長かったね。それでも帰りは2時間早い

成田ーチューリッヒは行きの方が時間長い。それでもそんな感じがしなかったのは何故だろう?まだ見ぬ景色に胸を躍らせていたのだろうか?そうではあるまい。帰りの方が早かったのに楽しみが無くなったのかもしれない。後ろの席の他愛ない無駄話が神経を逆なでていた

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マッターホルンがこのトンネルの右側に広がる。怖かったゴンドラの終着点からこのトンネルを抜ける。途中迄大阪のおっちゃんが君の事を褒めていた。親父もそう思っていた。ホント。

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これはマッターホルンでは無い。近くの山が目前に迫る。美しさを感じる前に別の怖さを感じる。山の美しさはロープウエイトゴンドラで来たグレッシャー・パラダイスからではなく、遠くから眺めたゴルナ・グラードだったかもしれない。

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少しピンボケ。親父の事が心配になっていたかな?

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ゴンドラがこんなに近い。親父の気持も分かるでしょう。分からない。そうかもね。

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それでも此処に立てただけでも満足でしょう。ゆっくり眺める事も出来ずに(親父は見ていない)。この画像アップは2回目。それだけの価値は有るね。君の思いが籠っている。登山鉄道の終点(ゴルナグラード・・3090m)とは迫力が違う。これは大きく引き伸ばします。

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ゴルナグラードの展望台から。これはこれでナイスショット。マッターホルンは登山鉄道が雲から抜けてやっと見える。この画像も2回目のアップ。比べて見るとその違いが良く分かる。どちらが綺麗かと言われるとこちらかも。スミマセン。上の景色見ていないくせに。

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フェンスの先の雪と雲の境が分からない。山の怖さがひしひしと感じる。

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正面マーターホルンの頂上は4478m。この展望台の高さが3883メートル。雲が目線の延長に見える。親父が見れなかったのも分かる。分からない。やっぱり。ホント何しに行ったのだろうか?でも無事に帰れたのだから其れが最高の歓びでしょう?アホか。がっくし。

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これで見納め。少しアップしたのかな?親父が心配だしと思って呉れたのだろうか?親父はひたすら君の帰りを待っていた。哀れと言うより其れが正解でした。山の怖さを思い知らされたのでしょう。(オイオイ、言い訳ですか?)

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これなら如何だ。親父でなくても下は見れない。良くこんな景色撮れたな。尊敬します。親父はひたすら横を見ていた。目線を下げなければ足元がすくまない。お尻はむずむずするけれど。

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良く行けたなあ。これを見ているだけで怖さが甦る。もう2度と行けない。

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それでも叔父さんの顔を見ていると安心。何も説明して呉れなかったけれど・・・

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親父、尻を掻きながら山を見上げている。此処まで降りて来れば大丈夫?

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マッターホルンはホテルの左前方に雄々しくそそり立っていた。到着の日は夕方まだ明るかったけれど霧で何も見えず。ホテルのフロントで山は何処ですかと尋ねると「目の前」と笑われていた。それでもパソコンの画面を見せながら「これが見えますよ」と胸を張っていた。

まだ今シーズンオープンしたばかりのホテルは歴史の古い格式の高いホテルだった。此処でもカップルの旅行と間違えられる。そうだよなあ。親子と言われると分かるけれど。一番、嬉しく感じた事はもてなしの心。日本人は本当に優しいけれど彼ら彼女らはその上を行っていた。

仕事に対する誇り、もてなしの心、日本人に欠ける余裕。あれは一体何処から出て来たのだろう。但し、例外も居たけどね。人の事は言えないかもしれないがその事も痛感する。画像マダマダネタ切れには為りません。親父の拙いコメントもこれからが最高です。

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