五月の時は駆け足 五月の時も同じかな そんな気がする
近くの五月の名所の花は雨に打たれて見頃を過ぎる。この花は仕事場横の植え込み。遅咲きの小さい花は未だ満開では無い。携帯のカメラを近ずけてのショットも何故かピンクが強すぎて、清楚な感じが無い。
人の生き方もそうだけど、どんなに綺麗な姿形でも色気が出ると興ざめ。薄汚く見えるのはお互い様かもしれない。
五月の花の特徴だけれど、本当の美しさを見せる時は一時。この植え込みの若い木でも、アップに耐えられる時は難しいのかもしれない。
五月の花の美しさは植え込みの密集した花では無く、盆栽の限られた花びらかもしれない。
昨日書いたヨーロッパの統一通貨ユーロの下落は、ギリシャの財政危機に始まり今もその問題は何も改善していない。そればかりでなく同様の問題がスペインに飛び火し、財政危機の連鎖は他の加盟国にも無関係ではない。その時通貨の番人である欧州中央銀行に為す術は有るのだろうか?投資ファンドとの凌ぎ合いは弱みを見せた方が負けだろう。
今はイギリスは見物人で済んでいるがイギリスポンドも一時の勢いは無い。フランスとて同じだろう。ユーロの通貨でヨーロッパのどの国は投資ファンドに勝てるのだろう。ドイツはから売りを政府が禁止したが皮肉にもその事がユーロ売りに繋がっている。
経済新聞は無責任にも「ユーロは試されている」とコメントしているが、このままでは完全に叩きのめされるだろう。加盟国の経済体力が違うのに統一通貨では金儲けが目的の投資ファンドに対して為す術が無いだろう。禿げ鷹ファンドとは言い得て妙。喰い尽される前に追い払えるのだろうか?国際協力?一度牙を剥(む)かれたらそんな平和主義は通じない。それが金融の怖さかもしれない。
今日は水曜日。昨夜のアメリカの株式市場は大幅ダウンだったが今日の日本は流石に下げ止まる。それでも下降の流れは止まらない。景気回復は確かでも株価の下げが止まらない。何たる皮肉だろう。上海万博で中国の経済躍進がマスコミから伝えられる度に、舌を出して笑っているのはトンボだけではあるまい。しっかりしないとあきまへんで。
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