暑い日差しの中に名残りの5月があった。後1日で6月
ヒぺリカム カリシナム 聞き慣れない見慣れないヨーロッパ南部原産の常緑小低木。雄蕊(おしべ)の繊細さに感激。
日差しはもう夏模様。日陰に入らないと暑い。それでも空気が乾燥しているからだろう汗は無い。
後1月もすると暑くなる。その時にはこの花も花びらを落として固い葉を更に堅くするのだろう。暑さを栄養にして葉を茂らせるのだろう。
親父も今年の夏は試練の時だろう。今年の夏だけでなくこの歳になると、毎年がそうだろう。今年は体質の変化が問われている。腹をどれだけ凹ませれるかが問われている。
今年も幹の途中から若葉が出る。この樹何の樹気になる樹。顔を画像から離して見るとその凄さが分かる。
分からない。それでは説明しましょう。この樹はカナディアンロッキーのもみの木。(ホンマかいな?)ホンマです。
それよりも幹の皮、見て下さい。この荒々しい木肌の中からこれ程の若い息吹が生まれている。
これが本当の世代交代だろう。年輪のしみ込んだ樹肌から瑞々しい若葉が芽吹いている。人の世の口先だけの何とかとは大違い。
この年期の入った木肌を触ると、過ぎ去りし日の多くの言葉が聞こえる。時空を越えた生命の重なり。
手を当てているだけで感動です。
この花が山茶花なら仕事場の外の植え込みの花は一体何なのだろう?あの花を山茶花と思いながらツバキの花を眺めていたが、違っているかもしれない。
それでもこれだけの看板を突きつけられると間違いないのかもしれない。これも山茶花、あれも山茶花かもしれない。
初夏を思わせる日差しの中で、木陰は有り難い。長い間、サングラスを掛ける生活とは無縁だったけれど、これからは違う意味で必需品になる。
眼も年の割にはしっかりしているが、紫外線の強さにも勝てなくなっている。それでいいのだろう。体力は衰える。
最後に例の柊南天(ひいらぎ難転)の実を公開して今夜はおしまいです。お休みなさい。
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