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2010年4月23日 (金)

嗚呼、久々の京都御室仁和寺、今年は遅咲きの桜も終わっていた

満開の仁和寺の桜を見たのは親父が京都に住んでいた独身の頃、歳は25歳前後の気がする。遅咲きの桜が満開の時を薄曇りの空に微笑んでいた。今日の哀れな一人身の親父の姿を予想だにしなかったろう。それとも40年振りの再会に合わせる顔も無く散り急いだのだろうか?何も知る由も無い20の娘は目的のお守りを親切な叔父さんの説明を聞きながら買い急いでいた。

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五重塔は綺麗に撮れる。各層の屋根の大きさがほぼ同じ。江戸期の特徴を示していると解説されている。

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これは御室仁和寺の遅咲きの桜では無い。御室桜の有名な「御室有明」は遅咲きの背の低い桜。今年は完全に散って見る影も無かった。この樹はせっかく来てくれた親父にせめてものお披露目だったのだろう。

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これが散り終わりの姿。園内の花見の縁台の上に花の芯が落ちている。満開の時、此処からの風景は御室仁和寺の代表的な物。葉桜の勢いも無く残念無念。又、何時かお会いしましょう。その時、親父はエネルギッシュな生き方をしているだろうか?ギンギン、ムキムキ。

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京福電鉄の御室駅。四条大宮から帷子の辻(かたびらのつじ)乗り換え。全区間200円。ワンマンカー 電車はレトロで良い感じだがテレビで見た程乗務員に元気が無い。乗客の捌きが悪い。高校生の団体もマナーが悪い。降りる客を無視して乗り込む馬鹿。注意も出来ない。

帰りに太秦広隆寺で弥勒菩薩に再会。この仏様にも若い頃合った事が在るが久しぶりに見る姿は何故か遠かった。前に見た時はその姿が近くに在り、今回は一段高い処に鎮座していたからだろうか?国宝20点 重要文化財48点は新霊宝殿にある。

弥勒菩薩木像は国宝第一号。御釈迦様に替わり全ての悩み、苦しみを御救いになる。慈悲の仏様。「一切衆生をいかにして救おうかと考えている」この木像は一見の価値あり。心に迷い起こらば心静かに己の心と対比すべき。

太秦映画村にも足を延ばすが入場料2200円。流石にその価値見出せず引き返す。四条大宮に戻り若い頃出入りしていた喫茶店探す。区画整理で当時の面影なし。帰りに四条河原町に出て鴨川の流れを見る。四条大橋から見る川面は意外に綺麗な水が流れていた。

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昨日の雨も上がり川幅一杯の水が流れていた。両側の歩道にアベックの等間隔の姿はない。まだ時間も早かったが夕暮れになってもこの陽気では寒いかも?若いカップルは関係ない?そうかもね。四条通りの八坂神社までの道は多くの観光客で溢れかえっていた。

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