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2010年3月 2日 (火)

今週末は啓蟄 山茶花の花も残り僅かとなる 季節は春?

P1000269 今年も楽しませてくれた山茶花。流石に残り少なくなる。昨年の暮れから一杯元気をありがとう。金木犀(キンモクセイ)の様な強い香りも無く、花の盛りは一時だったけれど後から後から、満開の花弁の競演だった。毎朝、親父と会話をしながら音も無く花弁を落としていた。

又来年、見れるかな?(今年の暮か?)花弁も心なしか元気が無い。雨のせいかも知れないが一杯見せて呉れてありがとう。

親父も今はメタボですが、今年の暮は少しはシャープになれるかな?いまのままアカンかも。(ですね)。でもこの親父、結構、決意は固いから意外にやるかも

最後に綺麗な姿をアップしましょう。

P1000261 花の命は短くて苦しき事のみ多かりきそんな嘆きのセレナーデも霞んで見える時。花にそんな命が在るのだから人の命を弄ん(もてあそん)ではいけない。

輝きの時は一瞬でも苦しい時がどんなに多くても誰かがその一瞬を捕えて呉れる。与謝野晶子も後世の人が語るより愛する人との日々は輝いていたのかもしれない。

親父もこの歳になるとそんな熱情はとうに失せヨタヨタと五月山を歩くのが関の山かもしれない。

山茶花の花はそんな親父に一時の輝きを見せて呉れたに違いない。老いる事は健康との戦い。美しさとはそんな紋かも知れない。

今週末は24節気の啓蟄。冬眠をしていた虫達も長い眠りの時から目覚めて動き始める時。昔の中国の農村の風景が時空を超えて見えて来る。想像の世界。中国の風景は見ていないが田舎の昔の風景もきっとそうだったに違いない。田んぼに水を引きこみ雄牛に代掻き(シロかき)を引かせてゆっくりと農地に田植えに準備をさせる。それでも稲を植えるのは何故か梅雨時だった。昔の人は貧乏だったがそれ程に日々の生活がゆっくりと流れていた。

今日、日経で先週引用した日本経済研究センターの理事長が金融レポートを発表している。この人も途中迄は異論ないが結論には恐れ入る。君から親父の消費税ありきの意見をメッタ切りにされたが、この人の意見はもっと徹底している。この研究センターこの国の経済分析にどの程度の影響を与えているのだろう。意外に大きいのかも。そうだとしたら暫くはアカンかも。何が?経済の政治家の認識。

君は如何思うか分からないが、間違い無く次の国政選挙(参院では無い)では消費税増税の賛否が問われる。有権者、経営者の多くは反対だろう。それでも間違い無く2%は上げなければ国の財政が破たんする。本当は2%では無く6%とも言われるがそこまでは無理だろう。

君が言うように財政支出を減らす方が財政の健全化は早いが、現実は多くの利害と固定費(社会保障、軍事費、医療費、地方交付税etc.)があり、景気対策の減税も少なくない。この理事長は間接税の増税と直接税の減税を同時に行う事を提案している。

それだと±〇。イヤイヤ増減税を同時に行えば多少増税を多めにしても、景気刺激効果を引き出すことは可能とか。ほんまかいな。ここらになると嘘っぽい。具体的理論なの?それだけでなく環境税をプラスし景気対策、年金・医療・少子化対策の財源にも積極的活用に至っては論外。そうではないでしょう。徹底的な無駄使いの排除。でも出来ないでしょう。この国のリーダーには。間違い無く吊るし上げ。引き摺り下ろされるか。この国は次のkuraisisu(危機)に襲われないと何も変わらないのかも。それでもその時は間違い無く近い。

何故なら、昨日のブログにも書いたが財務省の役人は今、イギリスで日本国債の売り込みに奔走中とか。この国の国債残高が今、どれ位。このままでは間違い無く数年後には1000兆の大台でしょう。そうなると大した事は無いと言われたアメリカの国債を如何するのだろう?今、ギリシャの国債の信頼度が問題になっているが、次は何処だろう?その心配はない?そんな事は無い。そんな事を考えていたら政治家先生もとんでもない事を言われる。

デフレ対策。(この国の景気低迷の要因とか。デフレ…物の値段が下がりそれでも消費者の財布は軽い。物が売れない。物が余る。仕事が少ない。雇用が減り失業者が増える)。その対策が子育て支援?国からのお金はまず貯金だろう。これで消費が盛り上がると本当に考えているのだろうか?そんな余裕が在るのだろうか?

流石に政治家もこれでは先行きが不安。もっと財政支出をして(補正予算を組んで)景気の底入れを計るのだろう。景気は山谷の大きな波を繰り返す。個人の生活に明るさは無くても景気の先行きに暗さは無い。何故だろう?そんな政策を取っているからだろう。

日本経済研究センター深谷理事長の分析は非常に興味深い。それでもデフレの克服に決めては無い。企業の利益が売り上げの下落で激減すればコスト削減。今では例外となった労務費のカットが必然となれば物は買えなくなる。当然だろう。世界金融危機が一昨年の9月。あの時から一人当たりの年間所得は平均30万円の減少と言われると愕然とする。

それも平均でしょう。仕事が減った。無くなった。そんな人の生活が細く縮小するのは当然でその手立ては施し、バラマキだけでは駄目で政府の財政支出が期待されて当然だろう。しかし、そのしわ寄せが何処に行くのか考えなければならない。イギリスに国債を売りに行く前にやるべき事を間違えている。これがこの国の財政の現状かもしれない。

話が親父節になったが国債の発行残高は間違い無く次の世代に残る。その世代に何をしていたのかと言われない為にも、税金の無駄使いは許してはならない。それなのに政治とカネの説明責任?オイオイ、話が違うだろう。それでもマスコミは飯が食えるのだから笑いが止まらないだろう。尤もらしい顔をしてコメントを重ねてもその程度の物だと思えば丁度良い。

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