空海の風景読み終わる?一応?下巻は最澄の確執と教典の話
下巻を真剣に読んだのは途中迄。流石の親父もギブアップ。最後まで漢字と教典の事は分からない。中西君は如何だった?来週行くからその時,聞かせて下さい。別に聞かなくても分かると言ったら怒られるかな。でも中西は優しいから笑って誤魔化すかもな?
司馬さん、難しすぎる。何でもっと読み易くしてくれなかったのでしょうか?それとも親父の読解力が無かったのでしょうか?しかし、下巻の途中までは何とか読めたのだけど、最澄との確執(かくしつ・・・互いに自分の意見を強く主張して譲らない事、その為の不仲)の話が長い。それでも求める物が違えばこれ程の不仲になるのだろうか?
空海が求めた真言密教。でもその教えも難しい漢字と言葉の意味を飛ばしたので、ほんの少しも理解していない。この罰当り。それでもこれで空海の時代の話が少しは分かる。今迄は名前だけしか分かっていなかった言葉の意味も、これからはこの本を開けば分かる。
それでも分からない事は自分で調べれば分かる。空海は最澄のそんな理解の仕方を嫌ったが親父の様な一般平民は、それも許して呉れるだろう。否、それ程の物でも無いだろう。今日の混迷の時を開くのはそれ程に容易い(たやすい)事ではない。
これから親父の命尽きるまで求道の修行をする事もないだろうが、人が生きる証ぐらいは爪の先には灯さなければ極楽往生は出来ないだろう。今生の別れの時に何を思い何を悔い改めようとするのだろう。そのな物は誰にも分からない。
奈良時代、聖武天皇に請われて中国高僧の地位と高齢の立場も顧みず、この国の仏教の礎を(いしずえ)を固めた鑑真和上、そうしてその奈良仏教に疑問を感じた空海、比叡の天台宗を開いた最澄、更に後の世の親鸞。この国の仏の道を探究した賢人の教えを少しは知る事も、これから大切な事だろう。
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