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2010年1月 7日 (木)

         寒い朝、それでも今年は六甲の山が白くならない。それでも今朝はさすがに寒い

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この画像は夜の駅前の風景だけれど、今朝は本当に寒かった。それでも今年も何とかパンツ一丁で乗り越えられそう。年寄りの冷や水とか痩せ我慢とか言われても、これも辛抱。8年前の島根と敦賀の雪山を想えばこれ位の寒さに弱音を吐けない。

雪国の人の防寒着と住宅を考えると関西の寒さも結構、老体には応える。(こたえる)。それでもズボンもペラペラの生地で寒さに耐えられるのは気持ちだけ。そのうち辛抱出来ずにズボン下を履くか、血管が収縮してダウンするかだろう。それとも平然としてコートだけは温かい薄汚れたお気に入りを手放さないかだろう。

手足と頭と首は我慢すれば何とかなるが、上半身は今日温かそうな快適素材のシャツを3割引きで手にする。本当はメタボな腹廻りに2Lサイズは小さいが、ギリギリセーフ。これまでは3Lではデカかったが、今はそうでもない。アカンで減量せんと。服を買う度にそう思う。

昨年末からようやく寒くなり、やっと衣料品も売れだすと思いきや3割引き。オイオイそれで利益は出るのと思いきや、メイドインChinaと中にはVietnam。古いと言われても親父世代には何としてもメイドインJapanで無いとアカン。ソフトなタッチとボリューム感を両立させたマイクロフィーリング。東洋紡のマイクロ糸「カルエアーラ」使用。文句無し。この肌ざわり。モリリン製。

物が売れない時代。デフレの時代。先行き不透明の時代。成長戦略が無い時代と言われて今年の景気は暫く低迷の時を続けると言われている。しかし、一見そう見えてもそれが全てでは無い。一口に消費者と一括り(ひとくくり)にして政治経済のリーダーとコメンテーターは尤もらしく語るけれどその中身は正に多種多様。何でもかんでも安ければそれで良いのかと問われればそうでもない。今一番求められている事はお得感。

安ければ安い方が良いと言える人でもお得感を求めている。自分の収入は出来るだけ多く、支出は出来るだけ切り詰める。それでもほしい物は無理をしても手に入れる。そんな人をどれだけ囲い込み、お気に入りの買い物をして貰うかがこれからの勝負だろう。

安売りだけの勝負は目玉にはなってもそれで飯は食えない。利益が出ると言い放つ経営者もいるが代償も少なくない。安売り競争に限界利益が無い。スーパーで安売りの繁盛店がテレビで紹介されるがあれも目玉品。全てが目玉では利益が出ない事を誰が知るのだろう。

77歳の財務大臣が健康上の理由で退陣し、管副総理が財務大臣になる。有言実行の次期総理候補だが言う事がセコイ。為替の発言は甘い。円安発言は余りのお粗末。為替は思惑が左右する。どんなに多くの思惑を語っても思い通りには行かない事をこれから思い知る。

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