今年は歳の瀬の慌ただしさも無し。寅さんの番組見ながら、笑っている
渥美清の寅さんシリーズ。どれ位続いたのだろう。親父が結婚前、同じ職場のひょうきんな若者が寅さんの語り口を真似していたから、40年前位前から始まったのだろうか?ストーリーは毎回同じでも年末とお盆はこの映画が全国の映画館で封切り上映だった。
親父が映画館で見る事も無くテレビで見る様になったのも、大分後になってから。でもあの頃はまだ今日の生き方を知る術もなかった。今回のマドンナの大原麗子も今年、誰にも看取られる事も無く来世に旅立つ。人の生き方は生まれながらにして生きる年が決められていると言われても、誰もその時を知る術もない。これからそのドラマを見るのは親父だけでは無い。
今年も多くのドラマがあり泣きと笑いがあった。本当の哀しみはそんなもんではないと思いながらも、唇を噛みしめる事も少なくなかった。喜びの時は少なかったけれどそれもこれも来年に続くドラマかもしれない。寅さんも今は居ないけれど来年は寅年。きっと多くの事を語りかけて呉れるに違いない。では又明日。今年はもう一日仕事です。
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