後半月、そんな実感は無いか?それでも今年は残りわずか
今日は数日来の暖かさが一変して寒くなる。それでも木枯らしも無いし激しい冷え込みも無い。冬の終わり、春がすぐそこの雨上がりの朝の感じがした。本当はこれから始まる冬の時を乗り越えないと、感じる事が出来ない何とも言えない喜びを先取りした感じの朝だった。
気象庁のこの冬の長期予想は暖冬。震え上がる寒さの時は一時かもしれない。それでも今年の冬も又、ズボン下を履かずに足の付け根が触れる事に感謝出来る。今迄何気なく感じる事も無かったがこの前の脹脛(ふくらはぎ)のこむら返り(つっぱり)で、その事を痛感する。その事、それは意識せずに歩ける事。当たり前に感じもしない事がどれだけ有り難い事か。それだけ歳を重ねたのだろうか?
人はどんなに肌を重ねても肉体の神秘を感じる事は出来ないが、歓びも哀しみも無意識の内には無い。言葉を交わす事も言葉を口にする事も意識過剰で口ごもり、訥弁(とつべん)と言われた時に気持ちだけの空回りが輪読の快感すらを手にする事が出来なかった。
上手く行くだろうか?出来るだろうか?自分でマイナスの暗示を掛けながら最悪の状態を重ねていた。その事がこの歳になると意地らしいほどに良く分かる。人は立てなくなると一気に足の筋肉だけでなく体の筋肉を失うと言われるのも知らないだけだろう。
君にマイナスのイメージを重ねるなと言われたが、親父が現役の頃よく言われた。「君はマイナス思考しか出来ないのか?どうしてもう少し楽観的に物事が見えないのか?」その言葉を聞かされる度にマジで考えていた。今になって考えて見るとあの頃、尤もらしくその言葉を口にしていた人達はリタイアしている。リタイア(引退)と言えば聞こえは良いが失脚。
そうしてこの国と多くの企業、地方の行政も問題の先送りしか出来ない。その程度だよ。今多くの課題に楽観的に為れる人は多くの言葉を重ねられる人かもしれない。問題の解決にはサイコロの目以上も以下も無い。イカサマをやれば別だか普通にサイコロを振れば一から六しか目は出ない。その事を思う時これからの寒さが重なる。
それでも今年は後半月。自分にやれる事を労を惜しまず愚直にこなすしかない。愚直と言われても分からんかもしれないが意味は単純。愚かな程に素直、真っ直ぐ(まっすぐ)。なんか最近そんな相棒は少ない。グダグダ訳の分からん事を言いながら問題の先延ばし、問題のすりかえ。何時までもそんな事を繰り返しているとしっぺ返しを食らうぜ。
日米の合意も沖縄の人々の思いも大事?何を言っているんだろう?問題を先延ばしにして何も解決しないと思いきや、他に選択の余地が無いと考えればサイコロは振れないのだろう。先の政権がアメリカと合意した内容が沖縄の人々の思いと余りにかけ離れていた。
アメリカは現政権にどんなに不信の思いを重ねても、ジュゴンの海に環境を破壊してまでも基地は造れない。自国の利益を失うだけでなく不信の思いを強くするだけだろう。君から言われたがではどんな選択が可能だろう?それこそチェンジ、改革、進展、飛躍、発想の転換。他に決めては無い。来年になると基地問題の市長選挙が在る。お馬鹿な政治家はそれとこれは別とか地団駄(じたんだ)踏んだ所で何時までも基地の犠牲を押し付ける事は出来ない。
これからそんな厳しい対立の時を続けるのだろうか?今年の寒さが分からない様に親父だけでなくどんなに賢い人でも答える事は出来ない。それでも間違いないのはどんなに脅されても何時までも沖縄の人々を犠牲には出来ない。それだけは間違いない。
環境問題でも同じだろう。大体デンマークで行われている環境対策の共通目標値の設定は無理だろう。国の利害をこれだけ表に出せば無理だろう。全世界の関係国がこれ程に自国の利害を言い合うのであれば、まとまる事は無い。沖縄の基地問題と同様問題の先延ばしか。何もこの国が高い数値に縛られる事は無い。しかし、発展途上国が自国の利益を優先すればそれこそ天に唾(つば)する事だろう。会議をボイコット?自国の利益の為?
これが現実かも。
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