おひとりさま
テレビで時々、面白いドラマがある。それだけでなく一人で笑っている自分が居る。一人で笑うのも可笑しいが、それを見る他人は余計に可笑しいだろう。どんなに同じ空気を吸ってもおひとり様で生きた日々は、如何ともし難いのかも。君は優しいからそんな事もないかもしれないが・・・
おひとりさま18から28.それから何の因果か52から65まで。これから命、波照間で(はてるまで)おひとりさまだろう。波照間島は沖縄本島から飛行機で1時間弱だけど、命果てるまでの時はそんな短い時ではない。偶然、チャンネルを合わせた画面に懐かしい大井川の流れを見る。「行く川の水は絶えずしてしかも元の水にあらず」 鴨長明
君と行った波照間の島は暑く、海はその先に台湾があった。親父の親父が戦った海、アメリカの攻撃を受けて戦艦が大破した海、エメラルドグリーンの色が何故か涼やかでは無かった。今、沖縄の米軍基地の再編が問われているが、先の大戦から65年。親父が生きた歳とと同じ歳月を重ねても、沖縄の大地と人々を苦しめている。
エコノミストや大学の先生が尤もらしい事を言っているが、問題の解決には一筋縄ではいかない。それ程に人の思いは純粋では無い。人の褌(ふんどし)で相撲を取る、そんな生き方を厳しく戒めていた親父の親。今日日そんな綺麗事は何一つ通用しない。
カネ余りの中で資金繰りに苦労する中小企業。その支援を声高に語る日本新党のおっさん。郵政民営化の見直しで余裕の出来た郵貯の資金を運用しょうと考えているのだろうか?それにしては国の財政にたかりの根性丸見えで不快感を強くされている。何処で鉾を(ほこを)納めるのだろうか?
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